◆1年生「現代の国語」 単元:異なる考え方に触れて,自分の意見を論理的に表現する
1年生国語担当の小河教諭は,2つの異なる題材を教材とした読解活動を踏まえ,様々な言語活動をとおして生徒が文章を論理的に構成する力を伸ばす言語活動を取り入れました。

単元目標を確認した後,小河教諭から言語活動の流れやポイントについて導入。活動の目的を理解した生徒は,さっそく,自分なりの方策・方略で言語活動に取り組みました。
Chromebookを駆使する生徒。紙資料をじっくり読み込む生徒。Chromebookと紙資料とを使い分けるハイブリット型で取り組む生徒。自分に適した学習スタイルを採用できる授業デザインが奏功し,どの生徒も集中して言語表現活動に取り組んでいました。

一生懸命勉強して,いろいろな知識や技術をどれだけ身につけても,それだけでは高度な学びにも社会生活にも生かせません。身につけた知識や技術をもとにしながら考えること,つまり思考力を育て,テーマについて自分がどう考えるかを論理的にことばで説明できる実践力を伸ばすこと。これが重要と鳥取東高校は考えています。
小河教諭の指導ではペア活動も採用。他者とコミュニケーションを図りながら新たな知識を創り出したり,提言や解について協調的に吟味したり,それらに基づく自分の考えを社会に発信したり…。21世紀型能力ともいわれるこうした力を生徒が徐々に習得できるよう,小河教諭の授業改善はまだまだ続きます。