「志望理由書」というと、大学受験の時、特に推薦入試や総合型入試を受験する際に提出するもの、というイメージがあると思います。そのようなものを2年生のこの時期にどうして書くのか、疑問に思った人も少なくないでしょう。
今回の講師は学研の岡田眞奈美先生でしたが、そういった生徒の疑問に応え、なぜ今志望理由を考えるのか、自分の進路を深掘りするために何を知る必要があるのか、熱い思いや言葉で語っていただきました。生徒の発言を大切にされる先生ですので、聞いている生徒の心に先生の言葉が染み込んでいくのが感じられました。
志望理由書を書くためにすべき4つのこととして
① 自分と向き合うこと「何を経験・やりたいことは何か」
② 社会を知る「突っ込んで調べよう」
③ 職業・仕事を知る「社会でどんな役割を果たしたいのか」
④ 志望先リサーチ「授業・カリキュラム・教員・オープンキャンパス・・・」
このようにまとめられました。
この4つのことに取り組めば志望理由書を書くことをきっかけとし、具体的に自分や社会を知り、大学へのイメージを持ち、進学したい!!という気持ちが沸き上がってくること間違いなし、と感じました。

来週、生徒たちは志望理由書を書く準備をします。その時には、「自分の経験に根差した、自分が将来やりたいことを、自分の言葉で書く」という岡田先生の言葉を忘れずに、自らの過去・現在・未来を見つめてほしいと思います。