5月末の県総体でIHへの切符をつかみ、全国入賞を目指して努力を重ねてきた本クルー(女子舵手つきクオドルプル)。6月に行われた中国大会では惜しくも2位という結果に終わり、リベンジを誓いさらに練習に力をいれ本番を迎えました。そして舞台は中国大会と同じ芦田川。全国大会ということで、より一層大きな会場に気持ちも高まりながら、4日間闘い抜きました。以下、予選から準決勝の記録です。
・8月2日 予選2組 第4位
予選は各組3位までが準々決勝に上がります。結果は惜しくも4位となり、翌日の敗者復活へと進みました。結果について選手たちは落ち込む様子はなく、むしろ自分たちの可能性に目を向け、必ず次に進むことをクルーで共有しました。
・8月3日 敗者復活2組 第1位
敗者復活では、各組3位までが準々決勝に上がります。そして結果は1位。自信を持ってレースに向かい、勢いを増すように次の準々決勝へと進みました。
・8月4日 準々決勝1組 第2位
準々決勝では、各組2位までが準決勝に上がります。このレースが、今大会の正念場。次に進める枠が少ないこのレースで、ここまで残ったライバルたちと競いました。最後まで結果の予測できない展開でしたが、結果は見事2位。最後まで諦めず、コンマ秒差のレースを制しました。
・8月5日 準決勝1組 第4位
準決勝では、各組3位までが決勝に上がります。全国の屈強なライバル達にしっかりくらいつき、死力を尽くしましたが、惜しくも結果は4位。目標とする入賞(=決勝進出)まであと一歩のところでしたが、わずか数秒届きませんでした。レース後、涙を流す選手達。そこにはもちろん悔しい思いも溢れていましたが、自分たちの能力、今までの努力や経験を信じ、最後まで闘い抜いた、清々しい気持ちも含まれていたように思います。


昨年度のIHにも出場し、常にチームの主力として活躍してきた3年生。鳥取東高の名をかけて向かった最後の大会は、目標には届きませんでしたが、準決勝出場という立派な結果を残し、終えることとなりました。この姿は、応援してくれた仲間たちや監督である我々に、大きな感銘を与えてくれました。
そして今大会に出場したメンバーは、鳥取県代表として、10月に滋賀で行われる国民スポーツ大会へと向かいました。そちらの結果は、また別の記事にて紹介します。
(おまけ:観光)