理数科2年生が2人~6人の少人数で研究グループを構成し,それぞれの興味関心や課題意識に応じて研究テーマを設定。試行錯誤を繰り返しながら1年間,課題研究を行ってきました。
今年度は全部で10班の研究をA,Bの2つのグループに大別し,令和6年1月23日(火)の本選へと駒を進める研究班を決定する予選会を行いました。
各班の研究タイトルは次のとおりです。
A① つみきのずらし幅の最大値に関する研究
A② 円周率の近似とその歴史に関する研究
A③ セミの抜け殻キチンナノファイバーに関するパンとカビと餅の物語
A④ ミョウバンの結晶とその活用
A⑤ 夕焼けを再現する教材の開発
B① コイルとコンデンサーを用いた光速測定の可能性
B② 風紋の形成条件
B③ アイスプラントとの混植による塩ストレス緩和効果について ~ 土壌編 ~
B④ CODと水温変化を用いたビオトープにおける最適環境の考察
B⑤ 生オカラとシュレッダー古紙を利用したエリンギ菌床栽培への添加物の影響
〈発表会の様子(B会場)〉



今年は新型コロナウイルス感染もようやく落ち着き,従前の活動時間を確保することができました。とはいえ,研究はのめり込めばのめり込むほど奥が深く,面白いもの。自分達が満足するものを作り上げるため,生徒は土日返上で発表練習を重ねました。理数科イズムがあちこちで発露,萌芽する時間がそこには流れていました。
他校からお招きした審査員の先生方の厳正な審査の結果やいかに?
見事,本選への出場を決めたのは次の4班でした。
▶A③ セミの抜け殻キチンナノファイバーに関するパンとカビと餅の物語
▶A⑤ 夕焼けを再現する教材の開発
▶B① コイルとコンデンサーを用いた光速測定の可能性
▶B③ アイスプラントとの混植による塩ストレス緩和効果について ~ 土壌編 ~
本選は来週の1月23日(火)。栄えある最優秀賞はどの研究班が獲るのでしょうか!?