電気科 国家資格 第一種・第二種電気工事士 技能試験 放課後補習
2018年12月3日 17時27分電気科では、第一種&第二種電気工事士の筆記試験に合格した生徒に対して、
技能試験に向けた放課後補習を実施しています。
本番の試験まで、あと1週間!
なんとか制限時間内に作業出来るようになってきました。
慣れない作業もありますが、合格に向けて、がんばっています。
電気エネルギーは私たちの日常生活を豊かで潤いのあるものにしてくれます。
電気科では、多彩な電気の諸現象や原理・法則などの電気基礎、発電・送電・変電・配電・照明・制御・電気鉄道などの電力技術、モーター・発電機・変圧器などの電気機器、ダイオード・トランジスタ・ICなどの電子回路、情報技術、コンピュータなどあらゆる分野の電気についての基礎と技術を学びます。また、上記の科目で学んだ知識を実習を通して確認し定着させるとともにものづくりをはじめとする工業の発展を図る意欲的な態度や技能を身につけます。
更に資格社会に対応するため第二種電気工事士、第一種電気工事士、第三種電気主任技術者、工事担任者などの国家資格取得に力を入れ多くの生徒がチャレンジして合格しています。
ものづくりの分野では、「高校生ものづくりコンテスト」に参加して全国大会にも幾度か出場し上位入賞も経験しています。このように電気科では、幅広いエリアで活躍できる電気技術者の育成をめざしています。
教育課程をPDFファイルで表示します。
令和4年度実施教育課程表.pdf
☆電気基礎
私たちの生活には、多種多様な電気装置が使われ電気技術が深くかかわっています。先人たちの研究により多くの現象や法則が発見され、今日の様々な分野で利用されています。このような電気に関する基礎的な知識と技術を学びます。
☆電力技術
電気エネルギーは光や熱さらに機械エネルギーに変換することにより人をいやしてくれる生活にはなくてはならないものです。エネルギー資源の乏しい日本では、地球環境にやさしいクリーンで効率のよい発電方法やエネルギーロスを少なくして電気を送ったり、配ったりするなどの努力を怠ってはいけません。
ここでは、電気をつくり産業界や家庭におくり上手に電気エネルギーをコントロールすることを学びます。
☆電子回路
エレクトロニクスの進歩を支える発光ダイオード、IC、LSIなどの代表的な電子部品の性質や使い方、オーディオ機器、テレビ・ラジオ受信機、衛星放送などに使われる増幅器について学びます。
計算技術検定3級、情報技術検定3級 第三種電気主任技術者、第一種電気工事士、第二種電気工事士、工事担任者、ボイラー技士 アマチュア無線技士、消防設備士、危険物取扱者
電気科では、第一種&第二種電気工事士の筆記試験に合格した生徒に対して、
技能試験に向けた放課後補習を実施しています。
本番の試験まで、あと1週間!
なんとか制限時間内に作業出来るようになってきました。
慣れない作業もありますが、合格に向けて、がんばっています。
11月26日から4回、E3の実習の時間に社会人講師として小林制電様に、三相誘導電動機(モータ)の正転・逆転回路を制御盤に配線する作業を指導していただいてます。
緊張感を持ちながら、より実際の現場に近い作業を体験しています。
小林様、中村様、ありがとうございます。
11月3日(土)
コカ・コーラボトラーズジャパンスポーツパークにて開催された「第13回 緑の感謝祭」に【自転車発電でかき氷作り】と題して本校電気科も参加しました。
当日は天候にも恵まれ、会場は朝から多くの来場者で賑わいました。本校ブースも大好評で、運営を手伝ってくれた電気科1年生の上山、山下、米山、渡邊君の4名が、笑顔を絶やさず親切に対応し、200食を超えるかき氷作りを体験していただきました。
鳥取市立北中学校で3年生の生徒さんを対象に高校授業体験を行いました。
1.「電線の溶断」実験
電流をたくさん流すと電線が熱くなり溶けて切れます。
2.「電気パン」の実験
ケーキの焼き型に電極板をセットした「電気パン」に100Vの交流電圧を加え「蒸しパン」をつくります。
今年の夏に本校で実施される中学生体験入学では、また別の授業体験ができます。多くの生徒さんの参加をお待ちしています。
45分授業を2回実施しました。 | 電線の溶断実験です。 |
電流を一気に流すと火花が飛びました。 | 電気パン。電気パンのパンは食べるパンではなく、 フライパンのパン。調理用の鍋の意味のパンです。 ミルクと材料をしっかり混ぜます。 |
電流計を接続してスイッチオン! | ドライフルーツの彩りがきれいですね。 少しずつ膨らんできました。 |
電流計の針の動きを確認します。 | 0.8Aくらいまで下がったら出来上がり。 あつあつをおいしくいただきました。 |
中電工様のご協力により、電気科2年生を対象に出張授業が開催されました。
この日は、広島県から熟練技術者の証明である「ひろしまマイスター」に認定された戸田康昌さんと、技能五輪全国大会銅賞受賞者の岡本直樹さんに配線器具の接続作業の指導をしていただきました。
まず、戸田さんに生徒の目の前で作業の実演をしていただきました。その作業のスピードと正確さに、みんなびっくり。戸田さんの手元を、みんな食い入るように見ていました。
その後、それぞれが作業に入りました。ポイントポイントでの注意点を指摘していただき、受験がせまった第二種電気工事士試験に向けて、とても参考になった授業でした。
大変お忙しい中、ありがとうございました。
戸田さんの実演を見せていただきました。 戸田さんの手元に目線が釘付けです。 | 複線図の説明をしていただきました。 |
2班に分かれて、岡本さんの実演も拝見しました。 | 教えていただいたポイントに注意して作業を進めます。 |
端子台への接続の注意点をお聞きしました。 | ひとつひとつ確認しながら、圧着工具でしっかりと 結線していきます。 |
鳥取県消防設備協会様のご協力による、消防設備士(甲種第4類)受験指導がはじまりました。対象は電気工事士に合格した3年生の中の希望者です。受験指導は、全部で5回となっています。
今回は、消防設備士の概要説明と、火災報知機などの説明をしていただきました。
鳥取県消防設備協会様ありがとうございます
来週6月13日(水)に、電気科3年生は中国電力様のご協力により、新鳥取変電所・新大呂発電所を見学させていただきます。
本日は、その事前学習ということで2時間、電気に関する授業をしていただきました。
中国電力様ありがとうございます
鳥取県電気工事業工業組合の皆さまが来校されて、3年生を対象に電気工事業界理解促進交流研修会が開催されました。
4限は、開会式の後、DVDを見て電気工事士の仕事について説明をしていただきました。5限は、実技講習をしていただきました。普段の授業では触ったことのない太いケーブルの被覆を剥いだり、電動工具の使い方などを教えていただきました。6限は交流会で、企業の方と生徒でリラックスした雰囲気の中、意見交換を行いました。3年生はこれからの進路を考える上で、電気業界に理解を深め、有意義な時間になったことと思います。
電気工事業工業組合の皆さま、お忙しい中、ありがとうございました。
DVDを見て、電気業界の理解を深めました。 | 電動工具の使い方を教えていただきました。 |
トルクレンチの使い方も学びました。 | 電動工具で端子を圧着します。 |
交流会の様子。 | 最後に全員で記念撮影。 |
第二種電気工事士の上期筆記試験(6月3日(日))がいよいよ近づいてきました。電気科では試験に向けて放課後補習を実施しています。
2年生は全員が受験します
合格に向けて、がんばりましょう
電気科1年生もオリエンテーションが終わり、実習が始まりました。
電気工事の最初は複線図の書き方の基礎を学び、実技ではVVFケーブルの皮むき、圧着ペンチの取り扱いを学習します。
みんな初めての作業で、恐る恐る取り組んでいます。少しずつ慣れていって、来年の国家試験には自信を持って向かえるよう頑張ってほしいですね。