乗り継ぎ便の遅延がありましたが、体調を崩す生徒もなく無事にカンボジア・シェムリアップのホテルにチェックインしました。

１１月１５日（水）
国際人権NGOヒューマンライツ・ナウ事務局長の伊藤和子さんを講師にお迎えし、第７回ＳＧＨセミナーを行いました。講演会後の希望生徒の座談会でしたが、３０名を超える生徒が参加して積極的に意見を述べたり、質問をしたりしていました。講演会のトピックにもあったファストファッションと生産者の労働環境の問題、戦争・紛争と人権問題、科学技術の進歩と国際問題等さまざまな質問に答えていただきながら理解を深めていました。「今思い描いていること、社会の問題を解決したいという思いを大切にして、それを実現させてください」という伊藤さんからメッセージを受けて、生徒たちは思いを新たにしていました。

１１月１１日（土）～１２日（日）に東京都渋谷区の国際連合大学で第１１回全日本高校模擬国連大会がおこなわれました。全国から選抜された８６チーム１７２人の高校生が参加し、本校から出場した２年生の青木優奈さん・鎌田康生さんが優秀賞を獲得しました。これにより、日本代表団の一員として２０１８年５月にニューヨークで開催される高校模擬国連国際大会に派遣されることが決定しました。初出場での優秀賞獲得に至る二人の努力に敬意を表し、国際舞台でのさらなる活躍を期待します。

主催のグローバル・クラスルーム日本委員会へのリンク
http://jcgc.accu.or.jp/posts/news14.html

ＳＧＨ指定３年目の成果発表会を１１月１０日（金）に実施しました。
３限に４クラス、４限に５クラスで公開授業を実施した後、生徒発表会を行いました。7月のポスターセッションで選ばれた２つの班「未来をささえる働き方改革」「地域医療大改革～家庭医の導入～」、アデレード大学研修班の「Nuclear Power Generation」、カンボジア事業に関わる生徒グループによる「カンボジア研修・カンボジア支援プロジェクト」の４つの研究について発表しました。その後の成果発表会では、名古屋外国語大学教授の太田光春氏を講師にお招きし、講演会と研究協議を実施しました。

ホストファミリーに再会を誓い、アデレードを離れました。シドニー時間21時45分発で、羽田に向かいます。

今夜はホストファミリーと一緒に、研修修了を祝いフェアウェルディナーです！

いよいよ研修も最終日。日本・オーストラリアでの調査をまとめた発表会です。プレゼンテーションはもちろん、質疑応答もすべて英語で行われました。

午後からはアボリジニ文化の解説を受けながら、ボタニックガーデンをまわりました。広大な植物園で、日本では見られない大きな植物や樹木に圧倒されました！

アデレード市内で環境に配慮した建物などの見学をしました。アデレード市民へのインタビュー活動も積極的に行いました。明日のプレゼンテーションが楽しみです！