本校の若手理科教員2名(三澤教諭、西平教諭)による、2年生対象の物理・生物横断授業を行いました。
3時間の単元構成で、1時間目は物理の「音」に関する分野と、生物の「進化」に関する分野を扱い、2時間目は、物理選択者には生物を、生物選択者には物理のそれぞれの実験・考察を行いました。3時間目は「都市の騒音環境で鳥のさえずりはどう変わるか」をテーマに、物理・生物選択者合同で実践しました。仮説をたてて検証する、といった科学的思考を身につけられるように授業が進められていました。
若手の先生に引っ張られる形でベテランに至るまで多くの教員に、とても良い影響を与えてくれています!


11月16日(日)、岡山市で開催された岡山県ユネスコスクール実践交流会に参加し、本校のESD(持続可能な開発に関する教育)のポスター発表を行い、午後からは岡山県高校生のワークショップに参加して交流を深めてきました。
2年4組 倉持 敬、 2年5組 葉狩和夏、 2年6組 森山優羽
午前中のポスター発表では、本校が取り組んでいるSSH事業や観光甲子園の取り組みを例に、持続可能性や環境保全といった内容の発表を行いました。高校生や引率教員から様々な意見や質問を頂戴することで、新たな視点や刺激を受けることができました。
午後からは、「食」をテーマにした岡山県11校と岡山大学のワークショップに参加し、フードロス、ジビエ、食育といった様々な体験を通して、各高校の工夫や取り組みに驚いたり、高校生と話をすることで理解を深めたり共感したりといった、充実した時間を過ごすことができました。


10月28日~31日、茨城県つくば市にある、国立研究開発法人産業技術総合研究所(産総研)で、生徒8名が参加するプログラムを実施しました。
この訪問では、エレクトロニクス・製造領域の「超伝導材料研究グループ」で、革新的な省エネルギーに貢献する超伝導技術の産業応用を目指し、従来の銅酸化物高温超伝導線材の産業利用に向けた研究開発、新たな超伝導の応用技術の提案と実現に向けた技術開発を推進する研究所を訪問しました。
生徒たちは、電気抵抗率測定により超伝導転移を確認する高圧力班と、試料を作成してマイスナー効果の測定等を用いて超伝導を確認する銅酸化物班に分かれて研修しました。
学校では見ることもない実験道具などにふれ、知的な刺激を受けたようです。実習の合間にはJAXA筑波宇宙センターなどを訪問し、見知らぬ学問分野に触れる機会もありました。
将来、科学者の道を選んでくれる生徒が出てくることを期待しています!



鳥取に帰ってきました!
この研修に臨むにあたって、すでに多くのことを学んできました。そして現地で体験をし、これからは鳥取で、さらなる向上と周囲への還元をしてくれることと期待してます!
