つくばプログラム産業技術総合研究所研修を実施
2024年11月6日 12時33分10月28日(月)~31日(木)の4日間、茨城県つくば市の産業技術総合研究所にて、「つくばプログラム産業技術総合研究所研修」を実施しました。今年度は、生徒8名が産総研技術研修生となり、電子光技術研究部門の永崎洋氏と量子・AI融合技術ビジネス開発グローバル研究センターの竹下直氏を講師に、「銅酸化物高温超伝導体の測定」「高圧力下物性測定」の2テーマに分かれ研修を行いました。これらの研修では、実際に超伝導体を作製したり、高圧低温下での超伝導体の振舞いを測定しました。研修の合間には、若手研究者との食事会が催され、研究者との交流もありました。
参加生徒感想(抜粋)
・未知のものに対するワクワク感や研究の楽しさが凄く分かりました。「研究する」ことの大変さと楽しさを実感できた4日間でした。私たちのグループは超伝導現象をうまく観測できたものとそうでないもののどちらも作ることができたので,比較してしっかり考察したいです。これから課題研究やAPもあるので,今回の研修で学んだ研究の方法を忘れず,重要なポイントを考えて活かしていきたいです。
・今回学んだ専門用語や超電導の論理についてそれぞれより深く理解し,超伝導分野全体の理解を深くしていきたいと思いました。研修中に出てきた荷電粒子のスピンと含めて理解し,超伝導分野への理解をより深め自分の世界を広げていきたいです。今回体験したのは,既に材料が用意してある状態での試料の作成でした。今わかっている超電導の本質について理解し,今後の課題研究につなげていきたいと思いました。