今年も和太鼓
2021年5月18日 11時09分若桜学園では毎年、地元の森岡さんの指導のもとに全学年で和太鼓の学習をしています。今年も5月18日(火)から、若桜森林組合の2階で始まりました。今年の最初の学年は1年生です。ほとんどの1年生は、わかさこども園の時に和太鼓をたたいたことがありますので、和太鼓の楽しさを知っています。1年生になった今年は、いろいろな種類の和太鼓を交代しながらたたいて、去年よりも難しいこともできるようになりました。
若桜学園では毎年、地元の森岡さんの指導のもとに全学年で和太鼓の学習をしています。今年も5月18日(火)から、若桜森林組合の2階で始まりました。今年の最初の学年は1年生です。ほとんどの1年生は、わかさこども園の時に和太鼓をたたいたことがありますので、和太鼓の楽しさを知っています。1年生になった今年は、いろいろな種類の和太鼓を交代しながらたたいて、去年よりも難しいこともできるようになりました。
5月27日(木)に、氷ノ山登山が予定されています。今年は、4年生と一緒に、昨年度実施できなかった5年生も登ります。若桜学園の氷ノ山登山は、山頂を目指すだけでなく、氷ノ山の自然や環境問題についても学びます。5月14日(金)の学習では、4年生がインターネットを活用して氷ノ山の自然について調べ、ノートにまとめていました。一人一人が検索のキーワードを自分で入力し、必要な情報を見つけてそれをノートにわかりやすくまとめていました。知識を暗記するのではなく、必要な情報を検索し活用する力を身につける学習です。こうして分かったことを、実際の登山を通して体験してきてほしいと思います。
5月17日(月)に、7年生のテストがあります。このテストは、7年生が中学生になって、授業や家庭学習にしっかり取り組むことができているのかを判断するためのものです。このテストにむけて学習時間を増やすために、14日(金)からの3日間は、部活中止とします。今回のテストは、中学校の先生が作ります。全員が満足のいく成果を上げてほしいと思います。
6月11日(金)に予定されている漢字検定の申込者が10名を超えましたので、本校で実施できることになりました。今回は、漢字検定に向けて勉強する問題集を新しいものに更新しました。名簿に名前を記入すれば、だれでも無料で利用できますので、この問題集を利用して、全員が合格してほしいと思います。
若桜学園では、異なる学年が一緒になって学習することがあります。4月下旬の理科の授業では、7年生と9年生が理科室で一緒に学習していました。
この日の授業では、9年生が7年生に顕微鏡を使って水の中にいるものを調べる方法を教えていました。1時間の授業のねらいや流れを理解したら、そこから先は先生は見守るだけで、すべて9年生にまかされます。顕微鏡の使い方や、どのようなことに気を付けながら調べていくのかを、一人一人の9年生が7年生に教えていきます。7年生は、9年生に導かれながら、自分一人で顕微鏡が使えるようになりました。実は9年生も、7年生の時に同じ授業でその時の9年生に教えてもらったことがあります。それから2年が過ぎて、今度は自分が教える立場になったのです。だれにも頼らず一人一人が責任を持って教えることで、9年生にも確かな力がついていきます。このような学習ができるのも、1学年の人数が15名前後という少人数という恵まれた環境があるからです。
授業の最後に、9年生が時間を測って、7年生が時間内に顕微鏡を使って調べることができるのかをテストしていました。この1時間の授業の中で、7年生も9年生もとても成長したように思います。
昨年度は臨時休校のためにできなかった全校遠足を、本年度は5月7日(金)に実施することができました。今までは、縦割り班でカレーを作っていたのですが、今年は弁当を持参することにしました。そして縦割り班での活動は、響きの森の方にお世話になり、氷ノ山でオリエンテーリングをしました。響きの森を班ごとに出発して、地図を見ながらポイントを探し、課題をクリアーしながら時間内にもどってくるというものです。どこから回るのかは、班で話し合って決めますが、決して早くもどってくることを競うわけではありません。出される課題の中には、「山の中にあるものでしりとりをしよう」とか、植物に関するクイズや、イモリの足の数を観察して答えたり、全員で大縄跳びをしようなど、いろいろなものがありました。この課題をみんなで力を合わせて解決しながら、班のメンバーのきずなが深まったり、上級生のリーダーシップが磨かれていったりしました。途中、雨に少し降られたりもしましたが、全校遠足の目的は達成できたように思います。この後班ごとにお弁当を食べ、午後からは、前期ブロック遊びを4年生がリードしたり、中・後期は、応援団がリードして応援練習をしたりしました。豊かな自然に恵まれた若桜町で、今年最初の全校行事ができて、本当によかったと思います。
小学校では担任の先生が授業をする「学級担任制」が主流ですが、来年度からは一部の教科で、中学校のように専門の先生が教える「教科担任制」が導入されることが進められています。小中一貫校の若桜学園では、すでに一部の教科でこの「教科担任制」を実施しています。たとえば、5年生の理科は、中学校の理科の先生が担当しています。
中学校の理科の先生が小学生を教えると、いろいろいいことがあります。
・中学校の理科の授業につながる学習ができる。
・より専門的な深い理解につながる。
・中学生になったときに、急に難しくなったというように困ることがない。
・先生が、授業前や後に時間が取れるので、実験をたくさんすることができる。
・担任の先生が、理科の時間に学級事務をすることができる。
・理科の授業の様子を、担任の先生も見ることができる。
・先生が、小学校で教えた学習の続きを、中学生になったときに教えることができる。
教科担任制の利点と、小中一貫校の利点を合わせると、児童・生徒が学ぶ環境としては、たくさんのいいことがあるように思います。
今は小学校でも外国語の授業をするようになりましたが、学習指導要領では3年生からとなっています。しかし、若桜学園では月に1回、1,2年生でも英語の授業をしています。4月27日(火)には、小学生になって初めての英語の授業がありました。ほとんどの子どもたちは、こども園の時からクレアー先生と一緒に勉強をしてきていますので、緊張することなく授業に取り組んでいました。話すことや聞くことが中心の授業ですので、わからない言葉は日本語に置き換えて会話を楽しんでいました。このような授業ができるのも、小中一貫校ならではです。楽しみながら英語を身に着けていってほしいと思います。
4月27日(火)に、全校遠足に向けて縦割り班の集会を開きました。この縦割り班は、1~9年生を4つの色別班に分け、さらにその色別班を1~3班に分けます。つまり赤1班、赤2班、・・・黄2班、黄3班までの12班に分かれます。この日は、それぞれの色別班で、自己紹介をしたり班の名前を決めたりしました。5月7日(金)の全校遠足では、この色別縦割り班に分かれて活動します。小中一貫校である若桜学園の特色ある活動がスタートしました。後期ブロックの生徒を中心に、みんなをひぱって頑張ってほしいと思います。
今年も「若桜町放課後学習支援教室」が、若桜町教育委員会主催で開かれます。小学生は、毎週水曜日の15時20分~16時50分、中学生は期末テスト前を基本に実施されます。参加費は無料で、宿題やテスト勉強をすることもできます。地域の方や教員OBが支援します。参加できる日だけでもかまいませんので、このような機会を利用して学力向上に取り組んでみましょう。詳しくは、学校を通して案内が配布されますので、そちらをご覧ください。