4月21日(水)、22日(木)の2日間、若桜町内の事業所等で「WAKASAプロジェクト」(職場体験学習)を実施しています。例年は8年生が対象なのですが、昨年度はできませんでしたので、今年は9年生も一緒に取り組んでいます。今年お世話になる事業所等は、次の通りです。
ドリーミー こだわりポークのお店オンリーブー
有限会社 太田酒造場 氷ノ山ヒュッテ白樺
若桜観光株式会社 Aコープトスク若桜店
道の駅若桜 桜ん坊 とんかつ 新
ヘアルームチョコレート 若桜郵便局
わかさ生涯学習情報館 一宮電機(株)若桜工場
わかさ生協診療所 株式会社ウッディ若桜
八頭中央森林組合若桜事業所 若桜鉄道株式会社
若桜町役場 学校給食センター 出光智頭石油若桜SS
多くの中学校で、昨年度は職場体験学習ができず、そのままになってしまったようですが、若桜学園では、町内の事業所等のご理解と、少人数の学校の利点を生かして実施することができました。若桜の子どもたちの育成に、多くの方が携わってくださることに感謝します。
4月20日(火)の午後のことです。校舎内に校歌の歌声が聞こえてきました。どこで誰が歌っているのかと探してみたところ、さくらホールで4年生がとてもいい声で校歌を歌っていました。

どうやら、前期ブロック集会の練習をしていたようなのですが、私はこの澄んだ歌声に感動してしまいました。そんな大げさな、と思われた方があるかもしれませんが、理由があるのです。去年1年間は、学校行事で校歌を歌うことがなかったからです。4年生だけの少ない人数にもかかわらずで、広いさくらホールに響く若桜学園の校歌を聞いて、今まで当たり前だったことが普通にできる学校生活に、早くもどってほしいと強く感じました。
若桜学園は、単級の学校ですので9年間クラス替えがありませんが、進級することで縦の関係が変化していきます。今年も、小学校最高学年となった6年生が、1年生の教室で読み聞かせをしてくれています。

また、給食の片付けのお手伝いに前期ブロックのリーダーになった4年生が来てくれました。

6年生や4年生は、こうして自分が誰かのためにできることをすることで、自分の成長を感じることができます。そして、こういうお兄さんやお姉さんの姿を見て1年生も成長していきます。
このような縦のつながりを大切にした活動を、いろいろな場面で取り入れていきたいと思います。