大雨警報等発令時の臨時休校等の判断について
2021年7月8日 08時45分大雨警報等発令時の臨時休校等の判断について
一昨日から線状降水帯が山陰の上空に居座り続け、鳥取県では過去に経験したことのないほどの雨量を記録し、各地で大きな被害が発生しています。大雨等の警報が発令される度に、学校として臨時休校か否かの判断を迫られるわけですが、この度ほど天気予報が時々刻々と大きく変更し、判断が難しかったことはなかったように思います。
八頭町では、近年の異常気象、そして一度警報が発令されるとなかなか解除されない状況に鑑み、一律に「警報=臨時休校」ということにはしておりません。今後もきっと保護者の皆様にご理解いただかなければならない事態が多くなるであろう臨時休校の判断について紹介しておきたいと思います。
八頭町では、台風等の気象条件により学校を臨時休校等にする場合、当日朝6時に小学校長代表と中学校長、そして町教委の3者で判断し、6時20分の防災無線でお知らせすることにしています。また、町内の全小中学校で統一した対応をとることとしています。
授業を行うか休校措置とするかの判断が必要な場合、当日朝5時から6時にかけて、町内の道路・河川の状況を見て回ります。また八頭町役場防災室に町内の被害状況等を確認します。そして、それらの情報をもとに地教委を含めた3者で協議し、対応を決定します。
精一杯の対応をしているつもりではありますが、この度のように時々刻々と変化する天気予報、局所的に集中豪雨をもたらす線状降水帯の発生など、本当に難しい判断となることもあります。また、八頭町の学校はどこもスクールバスで通学する児童・生徒が多く、バスを動かすのに必要な時間を考慮すると、どうしても時々刻々・臨機応変な対応をしにくい面もあります。
今後も児童・生徒の安全を第一に考え判断していきますので、保護者の皆さまには、どうかご理解のほど、よろしくお願いいたします。
◆安部橋からみた八東川の状況
◆井古橋からみた私都川の状況
◆いぬい橋からみた大江川の状況