「人の話を聞いて、自分を見つめ直す」2学期終業式

 

今日で2学期の学習を終わります。

先ほども、たくさんの表彰を行いましたが、運動会や文化祭、部活動やいろいろな文化活動など

一生懸命取り組む生徒の姿が見られて、充実した2学期だったと思います。

まさに八頭中のよい伝統が少しずつ積み上げられています。

 

しかし一方で、人間関係のトラブルや、情報機器の利用による問題など、気になる面もみられました。

学校生活の中で、ルールやマナーを守ることや友達と力を合わせて学習することなど、これからも、
生徒みんなで考えて改善して欲しいと思います。

 

先ほどのOさんの意見発表を聞いてみんなはどう思っただろうか。

私が感じたのは、

   「友達とのより良い関係をつくっていくのは、

           相手に何かを求めるのではなく、

    自分自身の心の持ち方がとても大事だ。

           人を責めるのではなく、自分が変わらなければいけないのだ」

ということす。

 そして、「人の話を聞いて、自分を見つめ直す」大切さを改めて感じました。
生徒のみんなも、もう一度、一人一人が自分自身を振り返って考えてみて欲しいと思います。

 

いろんなことがあった2学期でしたが、良かったことは、さらに伸ばしていき、

改善すべきことは生徒みんなで考え実践して、より良い八頭中学校を創っていきましょう。

お互いを高め合い、共に支え合える仲間づくり 全校道徳③ 9月8日

 運動会は、「生徒みんなが一生懸命取り組んで、活気のある素晴らしい運動会だった。」とたくさんの皆さんから声を寄せていただいた。これをステップにして、充実した2学期の学校生活を、みんなの力で創り上げたい。特に、お互いの人間関係を大事にして、「いじめ」を生まない学校にしていきたいと思う。

 

 以前の3年生が、文化祭の合唱コンクールに向けた学級の曲づくりについて、話してくれたことが心に残っている。

「最初は、みんなの気持ちがまとまらなくて、うまくいかなかった。でも、何人かが『頑張って歌おう』といって声を出して歌い始めると、他の人も少しずつ一緒になって歌うようになった。そして、強弱の付け方など歌い方について、みんなで話し合っていくうちに、曲が少しずつ良くなっていく手応えを感じた。」というもの。

この話の中には、2つの大事なことが含まれている。

  ○前向きに頑張る人の気持ちは、必ず他の人にも伝わり、共有される。
  
○人によって考え方や感じ方は違うけれど、それを、話し合いを重ねながら互いに理解すると、
   より良い大きな成果を創り上げることができる。

 

 生徒みんなが互いに高め合い認め合い、一人一人が自分の良さを発揮できるように、みんなで考えていきたいものだ。最後に、次のような詩を紹介して終わりたい。

 

   思いやる心を (「心のノート」より)

    ひとりぼっちじゃないと      思いを伝え合い

    教えてくれたのは         認め合い

    あなたの瞳の中の         互いを支え合う

    私だった             そんな人と人との

                     かかわりの中に

                     あたたかさがある

心のコップを立てよう   2学期始業式 8月28日

 まず、背筋を伸ばそう2学期始業式校長あいさつ。背筋を伸ばして姿勢を整えると、心が落ち着いてきます。落ち着いた気持ちで2学期のスタートを切りたいものです。
 倒れたコップにいくら水を注いでも水はたまりません。水をためるにはコップをたてることが大事で、それと同じように学習や部活動で自分の力を伸ばそうと思えば、「よし、やるぞ!」という強い気持ちで「心のコップを立てて」取り組むことが大事です。
 夏休みは、部活動や自主勉強会など、たくさんの生徒が参加して頑張っていました。ただ、2学期には、与えられたものをこなすだけの学習ではなく、自ら求めて学ぶ学習を心がけて欲しいと期待しています。 

学び舎をみんなで創る   PTAだより「輝(かがやき)」№1より

 八頭中の1学期が終わろうとしています。4月の開校以来、いろいろなことがありましたが、授業や学校行事、部活動等を通して生徒たちが共通の体験を積み重ねることで、少しずつ人間関係を深め、学校生活を充実させてきたように思います。

 入学式の式辞で、「中学校は自分で自分を磨く三年間です」という話をしました。授業では「何が正しいのか」を真剣に考え、行事では「友達と力を合わせて」何かを創り上げ、また、部活動では仲間と共に厳しい練習を乗越えるなどの自分を鍛える体験が、「自分を磨く」ことにつながります。「人は、人によって輝く」といいますが、人との関わりの中で「自分を磨く」努力を重ねて欲しいと思っています。そういう期待を込めて、生徒達の活動を見守ってきました。

生徒会の活動では、全校生徒の親睦を図ろうと、執行部が企画して「猛獣狩りゲーム」を行いました。企画や準備のよさとともに、生徒みんなが会を盛り上げようと取り組んでいる姿が、とても印象に残りました。また、応援練習では、これからの八頭中の伝統となるであろう応援団の振りができあがり、「みんなが心を一つにして応援しよう」という応援団長の呼びかけに、壮行会が盛り上がりました。

 6月に行われた、東部総体では、ホッケー部が男女優勝、柔道部が男女2位、野球部が4位、卓球部が男子5位、女子6位となり、それぞれが県中学総体へ出場することになりました。もちろん、その他の部も大健闘しました。また、東部陸上競技大会では男女総合優勝、東部水泳大会では、男女総合2位という成績でした。

これらは、昨年度までの3つの中学校での練習の積み上げと、それらをひとつにまとめて、4月からさらに磨きをかけてきた成果だと思います。統合して各部の人数もこれまでの倍以上になり、そのことが練習の活気につながって、みんなが力を合わせて練習を盛り上げることができた結果だと思っています。

 3年生は東京へ修学旅行に出かけ、その中で、各都道府県のアンテナショップを訪問し、町の未来を創るためのいろいろな工夫についてインタビューしました。また、2年生は、八頭町内を中心に職場体験に出かけ、働くこととともに地域の事業所がいろいろ工夫されている様子を見たり聞いたりしてきました。きっと、こうした体験を通して感じたことや考えたことを言葉に表現しながら、自分の心を深く見つめて、未来の「生き方」につなげてくれるものと思っています。

 7月に入り、いよいよ1年生が「未来を創る」学習をスタートさせました。これから、町内を中心とした地域のことを調べることから始めて、3年間かけて「町の未来と自分とのかかわり」を考えてくれます。私たち大人が、「未来はこうなりそうだから、そのためにはこんな知識や技能を生徒たちに身につけさせることが必要だ」と考えて指導するだけでなく、生徒たちが未来の町の姿や社会の様子を描いてみて、「こうすればもっと良くなるのではないか」と探究的に考えて行動してみる経験が大事なのではないかと思います。

 「さあ、がんばれ八頭中生」 フルマラソンで言えば、今、10㎞地点が見えてきたあたりです。体が温まって、その日の体調からゴールまでのペースが少しつかめてきた頃でしょうか。決してオーバーペースにならぬよう、たくさんの応援を体で感じながら、一歩ずつ確実に走ることが大事だと思います。

 「みんなで創る八頭中学校」をどうかよろしくお願いします。

全校道徳1 講話「自他の良さを認める」(H27.4.24)

<ねらい>

誰にもいいところが必ずある。そして、誰もが自分の良さを伸ばそうと努力している。

そのちょっと頑張る気持ちを、互いに大事にすることが大切だ。
全校道徳


入学式式辞 「中学校は自分で自分を磨く三年間です」(H27.4.8)

 八頭中学校の学校教育目標の二つめ「自律 自分を磨く」は、毎日の授業や学校行事、生徒会活動や部活
動で、生徒一人一人が、自ら進んで、自分を鍛え、自分を磨く、全校生徒のそんな姿を表しています。
 授業では「何が正しいのか」を真剣に考えたり、行事では「友達と力を合わせて」何かを創り上げたり、また、
部活動では仲間と共に厳しい練習を乗越えるなどの体験がとても大事です。
 「人は、人によって輝く」といいますが、是非、人との関わりの中で「自分を磨く」努力を重ねてください。
入学式 誓いの言葉

開校式あいさつ「アイデアを交換する」(H27.4.7)

 イギリスの思想家ジョージ・バーナード・ショーの言葉を紹介します。

     もし、君と僕が、リンゴを交換したら、

                   持っているリンゴは一つずつだ。

     でも、もし、君と僕が、

                     アイデアを交換したら、

  持っているアイデアは2つずつになる。

 

 八頭中学校には、これまでと違って、たくさんの生徒が集まってきます。これからの学校生活の中で、
新しい友達とも言葉を交わし、多くの人の意見を聞いて、いろいろなアイデアを交換してみてください。
きっと自分にとってプラスとなる見方や考え方が広がるはずです。
そして、みんなで新しい私たちの八頭中学校を創っていきたいものだと思います。