令和5年12月24日(日)~28日(木)、生徒15名と引率教員3名が台湾訪問研修に参加しました。台湾を訪問するのは令和元年以来4年ぶりになります。
25日は、姉妹校である台湾桃園市立陽明高級中学を訪問し、互いの文化を披露し合ったり、実際に授業に参加したりして台湾の生徒との交流を深めました。


26日は、午前に国立故宮博物院を訪問しました。69万点以上にのぼる中華文明の収蔵品を鑑賞し、中国の歴史を体感しました。

午後は十份と九份を訪れ、十份の名物である天燈上げをしたり、商店が密集した九份の古きよき町並みを散策したりして、現地でしか味わえない体験をしました。

27日は、台湾最大規模の総合大学である国立台湾大学を訪問し、現地の学生スタッフの説明を受けながら広大なキャンパス内を回りました。「台湾蓬莱米の父」と言われる日本人 磯永吉氏の資料館では、台湾稲作の歴史を学ぶことで日本と台湾の密接な関係を知ることができました。

参加生徒達は5日間の研修を通して、日本とは異なる文化や習慣、価値観に触れることで視野が広がったと話しています。今回の体験を生かして、参加者がさらに見聞を広めていくことを期待すると同時に、その他生徒も積極的に世界に目を向け、自らの視野を広げてほしいと思います。
令和5年11月14日(火)、台湾桃園市立陽明高級中学より、林 裕豐校長先生をはじめとする36名の訪問団が来校され、4年ぶりに対面での国際交流を行いました。

歓迎式典では両校校長の挨拶ののち、本校生徒会長 西谷悠花さんが歓迎の挨拶をし、陽明の生徒代表 黄さんが日本語で「教科書には載っていないさまざまな文化や価値観を理解し合い、今後も長く続く友情を育みたい」と挨拶しました。

記念品の交換では、本校からは日本人形が、陽明からは額縁とトロフィー、さらに陽明の生徒たちが来校してから描いた両校校長と、両校生徒会長のイラストも贈られました。




続いて、陽明の学校紹介が英語で行われ、来校生徒全員での校歌とダンスが披露されました。

本校からは、合唱部・吹奏楽部・弦楽部が歓迎演奏を、應援團が歓迎演技を披露しました。




式典後は、書道部・華道部・茶道部での体験交流を行いました。陽明の生徒たちは、各部の部員とホームステイ先の生徒と共に、日本文化の一端を体験しながら交流を深めました。



その後は、ホームステイ先の各家庭に分かれて日本での生活を経験するとともに、生徒同士の交流を深めることができました。
陽明の生徒たちは「いろいろな経験ができて楽しかった」「ホストファミリーが親切で温かく接してくれて、思い出深い時間になった」などと話してくれました。

また、ホームステイを受け入れてくれた生徒たちも「上手く英語が話せなくても、いろんな方法でコミュニケーションできた。大事なのは心だと思った」「生活習慣の違いを感じた。『わかってくれるだろう』ではなく、言葉で確認することが大事だと思った。楽しく貴重な体験だった」と話してくれ、名残を惜しみながら見送りました。

12月には本校生徒が台湾を訪問します。さらに充実した異文化交流になることを期待しています。