商業科 課題研究(リサーチ)の取り組み

2024年10月18日 14時46分
商業学科

商業科の課題研究リサーチでは、主に経済的なテーマを個別に設定し、情報収集、整理・分析、課題解決に向けてどのようなことが私たちにできるかまとめ、プレゼンテーションを行っています。また、企業の社会貢献活動について学ぶため、難民の子どもたちに服を届けるファーストリテイリング社の「"届けよう、服のチカラ"プロジェクト」の活動にも取り組んでいます。

6月下旬に、"届けよう、服のチカラ"プロジェクト事務局が提供している映像授業で、「服のチカラ」には、命を守るチカラや自分の個性を表現するチカラがあること、世界で服を必要としている人々(難民)がいること、難民の半数は子どもということを学びました。そして、難民の子どもたちへ「服のチカラ」を届けるために、回収BOXや呼びかけポスターを作りを始めました。

校内ポスター掲示、まちコミ(一斉連絡メール)での連絡、昼休憩を利用して、生徒・保護者に呼びかけを行い、9月17日(火)から19日(木)の3日間で、27.0kgの子ども服が集まりました。その後、子ども服を寄付してくださった方々への感謝の気持ちを込めながら一枚一枚夏服・冬服・ベビー服に分別し、計量や箱詰めをして、9月末に段ボール3箱を山口県にある倉庫へ送りました。全国から集められた衣類は、UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)を通して、難民の子どもたちに支援物資として届けられます。僅かですが不用になった子ども服を回収することで、社会貢献やSDGsなど企業の「社会的責任」についても考えるきっかけになり、それぞれのテーマ発表に活かしていきます。ご協力、ありがとうございました。

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映像授業で、服のチカラについて学びました。 学校祭で呼びかけポスターを展示しました。
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回収BOXや呼びかけポスターの飾りを考えました。 9月17~19日、回収BOXを設置しました。
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回収期間には昼休憩に放送で呼びかけました。

回収期間は、放課後、集まった子ども服を移動させ、翌日に備えました。

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服の分類・計量をし、丁寧に箱に詰めました。 服は27.0kg回収し、山口県の倉庫へ送りました。