商業科 課題研究(リサーチ)の取り組み

2022年10月26日 14時57分

 この度(10月下旬)、商業科 課題研究(リサーチ)で、世界中の難民支援のために、不要となった服の寄付を募り、回収・送付しました。

 商業科 課題研究・リサーチでは、主に経済的なテーマを個別に設定し、情報の収集、整理・分析、まとめ、プレゼンテーションを行っています。7月上旬から10月下旬にかけては、難民の子どもたちに服を届けるファーストリテイリング社の「"届けよう、服のチカラ"プロジェクト」にも取り組みました。まず、"届けよう服のチカラ"プロジェクト事務局が提供している映像授業で、「服のチカラ」には、命を守るチカラや自分の個性を表現するチカラがあること、世界で服を必要としている人々(難民)がいること、難民の半数は子どもということを学びました。そして、難民の子どもたちへ「服のチカラ」を届けるためにどのような活動をしていくか、課題研究(リサーチ)のメンバーで話し合いました。その結果、今年度は、新型コロナウイルス感染防止対策を考えて、校内のみで服の回収活動を行うという結論に至りました。多くの服が集まったので、子ども服を寄付していただいた方々への感謝の気持ちを大切にしながら、服の分別や計量、箱詰めをして、10月中旬に段ボール6箱を山口県にある倉庫へ送りました。この後、全国から集められた衣類は、UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)を通して難民の子どもたちに届けられます。私たちは、難民の子どもたちへの服の提供という、開発途上国への支援プログラムに参加することで、民間レベルでのグローバルパートナーシップの一端を担い、SDGs連携に少しでも寄与できたことを嬉しく思います。

①映像授業 ②回収BOX作成

    映像授業様子       回収BOX作成

③昼の放送 ④服の回収

  昼の呼掛け放送        回収BOX設置

⑤回収した服 ⑥服の分別

   回収した服         服の分別作業

⑦段ボールへ ⑧段ボール発送

 78.65Kg集まりました      段ボール発送