保護者招待みつばち亭

2020年9月28日 09時32分
調理コース

令和2年9月25日(金)
    調理コース3年生の総合調理実習では「みつばち亭」というレストランをオープンし、企画・運営を行います。学校の先生を対象に和食、洋食、中華と、幅広く大量調理を行います。それだけではなく、栄養価計算やPOP書きなどを行い、実際に働くことを意識した実習を行います。
 今日はその集大成として保護者を招待して昼食会を行いました。1年生の時にも同じように保護者を招待して昼食会を行いましたが、それからの成長を見ていただこうと企画しました。みんなで意見を出し合いました。メニュー決めだけではなく、コロナ渦の中で、どのようにソーシャルディスタンスをとりながら、運営するかを話し合い、今日を迎えることができました。

  
 オードブルから始まり、すべての料理に「秋」を感じていただけように、気配りしました。そのほかに、自分たちの思い入れの強い料理なども取り入れました。スープにはサツマイモと白ネギがたっぷり入ったなめらかなポタージュ。メインのハンバーグには、ガルニチュールに秋の食材をふんだんに盛り込みました。 練習を重ね、サービスも上達しました。姿勢・所作だけでなく気配りや、コミュニケーションも上手になりました。最初は皿の持ち方や、料理の出し方さえままならない状態でしたが、実戦経験を重ね本当に成長しました。
  
 デザートはたくさんの意見が出て、なかなか決まりませんでした。
何度も試作を重ね、モンブランで行くことに決定しました。ロールケーキの形にしたり、生地を変えたり本当に試行錯誤の連続でした。
四角いモンブランにすることにしました。食後のデザートということでサイズ感も少し小さめにし、クリームも控えめにするなどの工夫もしました。ふわふわのジェノワーズにたっぷりの栗を挟み、しっとりしたマロンクリームを絞りました。アクセントにほろ苦い飴の飾りものせました。
 今年は、コロナの影響で不安を抱えながらの総合調理実習でしたが、今日の「みつばち亭」をオープンさせることができて本当によかったです。
 保護者の皆様の笑顔や、生徒の満足そうな「達成感」に満ちた顔を見ると、ホッとします。この体験は今後の進路にも生かせる貴重な体験です。
 次は、課題研究発表会、卒業作品展とまだまだ、気を抜けません。前向きな気持ちで頑張っていきましょーーー!!!