調理コース3年生 レストランサービス実習

2019年4月18日 14時26分
家庭学科

平成31年4月18日(木)
 調理コース3年生20名は米子ワシントンホテルプラザでレストランサービス実習に行ってきました。
 3年生になると、総合調理実習の授業で「みつばち亭」という、教員対象のレストランを企画から運営まで行います。その中で、厨房で料理を作るチームや、
栄養計算とサービスのチームに分かれ活動します。その中でも今日はサービスについて、詳しく教えていただきながら、フルコースをいただきました。

   
 ホテルでのサービスには多種多様な器や道具もあり、今回はスープの提供の仕方でも、スープチューリンを使ったサービスを教えていただきました。器の持ち方やスープの注ぎ方など難しかったです。 春らしい彩り豊かなオードブルでした。小エビ、スモークサーモン、パテドカンパーニュ、リンゴのコンポートに旬の野菜が添えられていました。 パンのサービスの仕方でもお客様の左から入るとか、足を一歩踏み入れるなど、簡単そうに見えて、プロの方と同じようにはなかなかできませんでした。
   
 ミネストローネ ロワイヤル風は、酸味のある、トマトベースのスープの下にぷるっぷるの卵が隠されていて、一緒に食べると、優しい味になりました。 水の提供の仕方も、お客様への声掛けや、足の位置、水の量など考えることが多くて大変でした。 スズキのヴァプール ホタテ貝柱 ソース・マリニエールは、バターの良い香りと絶妙な火の通り具合の魚貝類が美味しかったです。
   
 マスコミも取材に来られ、インタビューに緊張した面持ちでした。食事風景を撮影されたり、料理について質問されたりしました。 大山ハーブ鶏のコンフィは柔らかくて、びっくりしました。ソース・ジャポネーゼとの相性も最高でした。 皿の持ち方を教わりました。3枚持ちと4枚持ちの方法があり、どちらも難しかったですが、どうにか持つことができました。
   
 ワインボトルでの注ぎ方を教えていただきました。「みつばち亭」では、ワインボトルで水の提供を行っているので、この経験を活かしたいです。 デザートで、今日1番の笑顔が出ました。緊張しすぎてガチガチでしたが徐々にほぐれていき、終盤のデザートでいつもの楽しい雰囲気を取り戻しました。
フルコースを食べる際は、楽しく会話をしながら、マナーを守ることが重要だとわかりました。
           集合写真
生徒からのたくさんの質問に答えていただきありがとうございました。この経験を活かし、「みつばち亭」を絶対に成功させます。
集大成として、最後は保護者を招待できたらと思っています。今年度も調理コースは全力で頑張ります。