PTA会長より

校訓が教えてくれたこと

2025年5月21日 12時48分

昨年度に引き続き令和7年度PTA会長を務めさせていただきます若松と申します。本年度も小さなことからコツコツとPTA改革に取り組んで参りたいと思いますので、どうかよろしくお願いいたします。

さて、保護者の皆様は本校の校訓をご存じでしょうか。

校訓とは、文部科学省によると「学校で、教育上の理念・目標を成文化したもの」とされています。校訓は児童生徒、教職員、地域に対してそれぞれ影響を与え、意識や行動に変化をもたらすことになりますが、その存在意義は、学校づくりに関わる人々に価値観の共有をもたらすことにあります。「こういう学校にしたい」という価値観を共有することで、具体的な目標に向かって一致団結して取組を進めることができ、個々の取組だけでは得られない成果をもたらすことにつながります。

児童生徒にとっては一人一人の人格形成に影響を与え、卒業後にそれぞれの人生を歩んでいくに当たっての道標に、教職員にとっては児童生徒を指導する際の指針に、地域にとっては学校と地域とを結ぶ紐帯となり、世代と世代をつなぐものになります。

本校の校訓は「強く 明るく 正しく」です。

当初、私は「白兎のあいうえお」を校訓と勘違いしていましたが、校訓を考えることにより、それが校訓を基にしたスローガンであると理解することができました。

今回学んだ校訓の趣旨を胸に刻み、今後のPTA活動に活かしていきたいと思います。

出典:「校訓等を活かした学校づくり推進会議」報告書(文部科学省)