参加してくれたのは、平井くん、浦田くん。

岩美町役場地域創生室に新卒採用された職員という設定で、
地域活性化の方策に関わっていきます。
まずはウォーミングアップ。
新人職員最初の仕事として地域活性化についての仕事を任されました。
仕事は何してもいいよ、と言われ・・・さてどうする?
地域をどうやって動かしていく?
そもそも地域活性化ってなに?
付せんにそれぞれの意見を書き出して模造紙に貼り出していきます。
似ている意見は同じグループにしてわかりやすくまとめます。


そこから見えてきたのは、みんなが地域のことを好きになって、地域のみんなが笑顔になること。
地域を元気にすることの大切さに気付いたようです。
じゃあ、地域を元気にするにはどうしたらいいんだろう?
そこで取り掛かったのは地域づくりをストーリー性を持たせて考える、
地域づくりコーディネートの体験シミュレーションです。
地域づくりにおいて大切なのは、“地域の身の丈にあったオリジナルの取り組み”。
地域の実情をまず分析し、何が課題かを見極めます。
資源や地域人材の活かし方を踏まえてのプロジェクトを企画していきます。
どうやら二人は岩美町の人口増加について様々な取り組みを思いついたようです。
環境整備・高齢化・移住者・観光客の誘致・子育て支援など、多角的に検討し、
3年後に見込める人口増加率にまで計画は及びます。
なかなか本格的!
まとまったところで主幹教諭の三好先生にプレゼンテーション。
緊張の面持ちで、しかし、伝えたい事、やってみたい事を自分たちなりの言葉でプレゼンする二人。


時に鋭く突っ込まれ、時に感嘆の声を上げられながら三好先生は耳を傾けられました。

総評としては、もう少し目的と効果をはっきりとさせた具体策を、とのことでしたが、
何もないところから生み出す作業に取り組んだ二人の熱意を手放しで褒めておられました。

今回初めて挑戦した地域づくりコーディネート・ゲーム。
地域活性化、と考えるとちょっと小難しいなと思うかもしれませんが、
ゲーム感覚で取り組むとオリジナリティ溢れる自由な発想がたくさん生まれます。
こういった挑戦を通して、地域づくりを身近なものに感じてもらえたらと思います。
挑戦してくれたふたりも何かが掴めたような表情をしていました。
近い将来、地域で活躍するふたりの姿を見ることが出来るかもしれませんね♪