3学期 表彰式・終業式・離任式・退任式

2025年3月24日 16時30分

 本日、表彰式、終業式、離任・退任式が行なわれました。
表彰式では、学業成績優秀賞と皆勤賞が各学年から表彰され、代表者が表彰状を受け取りました。

学業成績優秀賞
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皆勤賞
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鳥取県高等学校体育連盟長賞スポーツ賞
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 引き続き、第3学期、終業式が行なわれました。式辞に立った辻中校長は、「人から無理だと言われても、自分を信じて挑戦しよう。」と生徒たちに向けて力強いメッセージを送りました。「偉大な発明家エジソンやライト兄弟も人から、無理だと言われても諦めず挑戦し続けたからこそ、彼らは歴史に残る発明をしました。」と語り、「どんな困難も自分の可能性を信じて乗り越えよう」と生徒たちを鼓舞しました。

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続く退任式では、今年度をもって退任される三好教頭、林教諭、加藤教諭が壇上に立ちました。辻中校長がそれぞれとの思い出を振り返り、長年の貢献に感謝の意を表しました。

 三好教頭は、35年間の教員生活を振り返りながら、「支えになったのは家族や生徒の笑顔、そして仲間である先生方のおかげだった」と述べました。「人生には楽しいこともあれば、辛いことや苦しいこともある。しかし、やまない雨はない。だからこそ、皆さんも苦しさに負けず、前を向いて頑張ってほしい」と、これから未来へ向かう生徒たちにエールを送りました。

 林教諭は、現役野球選手の座右の銘である「一日一生」を紹介し、「私はこれを『一日一笑』とアレンジしました。毎日一回でも笑顔を意識することで、その日が変わり、人生が豊かになる」と、笑顔の大切さを強調し、笑うことで免疫が上がり、健康になり、周囲の人も幸せにできる。自分の心も豊かになる。」と語り、生徒たちに、「たくさん笑いのある人生を送ってください」とメッセージを残しました。

 加藤教諭は、「イワッツが誕生してから、このジャンバーをずっと着て、行事の様子を記録として写真に収めてきました。」と語り、自身のトレードマークとなったジャンバーの思い出を振り返りました。「高校生活の一瞬一瞬は、二度と戻らない。だからこそ、一つひとつの瞬間を大切に過ごしてほしい」と、生徒たちに高校生活の意義を改めて伝えました。そして、「できるときにできることをできるだけやる。これは私の信条です。皆さんも、この言葉を胸に、長い人生を歩んでいってください。」と力強く話しました。

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 離任式では、4名の教員が壇上に上がり、代表して挨拶をした濱橋教諭は、東浜で見た巨大な看板のエピソードを紹介しました。「その看板は、岩美高校の生徒のアイデアが採用されて作られたもの。大人にはない若者ならではの発想が光っています。岩美町は、生徒たちのアイデアを尊重し、夢を応援してくれる素晴らしい場所。この環境の中で、皆さんも自分の可能性を信じ、大きく羽ばたいてください。私たちも新しい勤務地で、皆さんの成長をずっと見守っています。」と締めくくりました。

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 今年度は、もう一つの大きな別れがありました。4年間にわたり岩美高校を率いてきた辻中校長の退任です。岡森教頭は、本校岩美高校の卒業生でもある辻中校長の、東京オリンピックでのバドミントンの審判としてのキャリアや、有名タレントなどにも教育を施された功績など、高校時代からの夢の実現のお話と偉大なる教育活動を紹介しました。

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生徒たちは、退任・離任の知らせに驚きながらも、それぞれの先生との思い出を胸に、お別れの時間をかみしめていました。しかし、それは同時に新たな未来へのスタートでもあります。先生方から送られた言葉を胸に、生徒たちはこれからの高校生活、そしてその先の未来へと歩みを進めていくことでしょう。