
教室棟の並びにある虹嶺会館。
今の時期は、桜の花でうもれて見えなくなってしまっているが、そこに演劇部がいる。
普段は発声・滑舌練習や柔軟・ダンス、読み合わせなどの基礎練習をしている。
部長さんに演劇の魅力についてを聞いた。
「演劇はひとりではできない。みんながそろっているから、できることなんです。」
「1人のセリフや動作でも、みんなで、あーじゃないこーじゃないって話し合う。だから連帯感も生まれる。」
「ステージに立っている時が楽しい!毎回、開始のブザーが鳴った瞬間が一番緊張してる。でも、幕が上がるときは、もうしょうがないから楽しんじゃえ!って思うんです。」
他の部員も話してくれた。
なんだか相当、度胸がつきそうだ。
裏方は音響、照明、大道具、小道具、衣装、美術、舞台監督などなど、やることがいっぱいだ。人数が足りないので、みんなで割り振って担当しているという。
台本はみんなでアイデアを出し合い、オリジナルを創作することもあれば、本やインターネットから面白そうなものを選んでくることもあるのだそう。
話を聞いていると、舞台をみんなで創っている楽しさが伝わってくる。

「今年の目標は県大会出場です。」
東部地区予選が6月3,4日。部員はみんなやる気満々だ。
新入生に一言を、と聞くと、
「とにかく、放課後に新入生歓迎公演をやっているので、観に来てください!!」
放課後、まずは歓迎公演を観に行こう!