3年福祉類型介護研修 2017年6月27日 12時36分 「視覚障がい者の歩行介助」の研修授業です。 続きを読む 岩井あすなろの介護士さんをお招きし、講義を受けました。その後二人ペアになり、一人はアイマスクをして視覚障がい者に、もう一人が介助となり、模擬体験をしました。学校から出発して、岩美町役場までお散歩です♪「小さな段差がありますよ」「美容室の前まで来ましたよ」などと声掛けをしながら介助します。曲がるときは、一度止まって。90度向きを変えてから、また歩き出します。道が狭くなっています。さて、どうしましょう?横並びだったのを、縦並びに。「道が狭くなっているので、私の後ろに並んでくださいね」点字ブロックの上も歩きました。靴の下から感じる凸凹も、視覚障がい者にとって道を知る有効な手段。アイマスクをすると、他の感覚が研ぎ澄まされて、感じやすくなりました。役場まで行って、交替し学校まで戻ってきました。良く知った短い距離でしたが、視覚を奪われると「見えない」という恐怖から不安がより大きくなります。しかし、介助してくれる「手」があると、それが「支え」となり、不安が小さくなっていきました。「見えないと、全然わからなくて怖かった。」「介助していて方向転換するとき、見えないと方向感覚が分からなくなるのかうまく90度に曲がれなかった。」など、生徒たちはこの実習をとおして多くのことを学びました。全7回の介護研修も今日で終わりです。岩井あすなろの講師の皆さん、ありがとうございました。今後は岩井あすなろでの3日間の実習があります!介護研修で学んだことを活かし、経験を少しずつ積んでいきます! 閉じる