まずは、「身体の健康状況」「心の健康状況」「生徒の学習・生活環境の状況」「生活満足度アンケートからみえる生徒の状況」等について意見交換を行いました。

学校歯科医の先生からは、
「むし歯が治療されないまま時間が経過し、次の検診でもまた同じむし歯を指摘されている生徒がいる。忙しくて、なかなか歯医者に行けない、という生徒の声も聞いている。」との話題がでました。
むし歯は放置しても治りません。
また、運動をする際には歯をくいしばることができず、パフォーマンスにも影響がでます。
鳥取県では18歳まで「小児特別医療助成」の対象となり、1回530円以下の費用で治療が出来ます。
ぜひこの冬休みを利用し、治療をすすめてください。
次に、協議として、
『携帯電話・メディアとの付き合い方について、
各方面(地域・学校・家庭)から何か取組ができないか』を柱に話し合いを行いました。
保護者の皆さんのお話では、家庭での、携帯電話やゲーム等の約束事は様々です。
協議の中では、
・食事中に携帯を使用していたこともあり注意していた。
・帰宅したらすぐにLINEが返ってくる状況がある。
・携帯・メディアとの付き合い方は(子どもには)自己責任だと伝えている。
・携帯電話を持たせた時点で親の責任でもある。
・子ども部屋にテレビを置く等のように、子どもを便利にさせてはいけない。
等の意見もありました。
携帯電話やメディアとの付き合い方は、家庭と学校とが同じ足並みで取り組まなければよい方向に進まないと改めて感じました。
岩美高校は、生徒会が県下の高校に先駆けて、
平成23年2月に、ケータイ・インターネットに関する「岩美高宣言」を発表した学校でもあります。
今後は、生徒を対象にした情報モラルに関する研修会や生徒会を中心にした携帯・メディアとの付き合い方について考える取組等を検討していくことで、協議を終えました。