B中学部 小鴨地区のみなさん!お世話になりました。
2020年1月30日 18時17分 中学部重複学級グループは、生活単元学習「ハッピーウィンター」の学習で小鴨地区のみなさんと1月23日(木)、1月30日(木)と2回交流をしました。
1回目は、小鴨地区のみなさんから日本の伝統的な遊びである「けん玉」「コマ回し」「お手玉」「羽子板」「凧づくり」を教えてもらいました。生徒たちにとって初めは難しそうでしたが、コツを教えてもらいながら最後には上手にできるようになっていました。とくに「凧づくり」は倉吉の伝統芸能である「倉吉いか」についてお話を聞きました。倉吉では、以前凧のことを「いか」と呼んでいたそうです。凧は中国から伝わってきたそうで、当初は関西を中心に「いか」と呼んでいたそうです。ところが、関東の人がそれに対抗して「たこ」と呼び始め、文部省唱歌の「お正月には凧あげて・・」から、凧という呼び方が広まったそうです。
2回目は、小鴨地区の郷土料理「太一のきもち」(別名:五平餅)をごちそうしてもらいました。「太一」とは、稲作農家が一番困っていた稲の脇にできる雑草を取る機械を考案された中井太一郎さんのことだそうです。「太一のきもち」とはその中井太一郎さんをたたえて小鴨地区の食育推進委員さんが五平餅を参考につくられたと伺いました。その小鴨地区の方から、タレのつけ方や、ひっくり返し方を教えてもらいました。つくる過程では香ばしいにおいや表面が黄金色に変化していく様子を楽しみ、食べるときにはカリカリとした食感で、おいしくいただくことができました。
最後におみやげとして中学部の作業製品をお渡しして、お礼の気持ちを伝え、お別れしました。
小鴨地区のみなさん、ありがとうございました。
また、来年もお待ちしています。