くらようダイアリー

A高Ⅲ型数学『「重さ」や「軽さ」を感じよう』

2024年1月29日 15時52分

A高Ⅲ型数学『「重さ」や「軽さ」を感じよう!』

A部門高等部の数学の学習についてお伝えします。

 この単元では、いつもとちがう「重さ」や「軽さ」に気付くことをねらいとしています。 砂の入った重たい袋を身体に乗せて「重さ」を感じたり、砂の袋が無くなることで「軽さ」を感じたりします。 感じたことをそれぞれの方法で表現します。

 まず座位の状態で参加した生徒は、腕に砂袋を乗せると、砂袋の方に視線を向けました。「あれ、腕が重くなったぞ。」と視線の動きを通して伝えてくれました。「重いよ。取って。」と、訴えかけてもいるようでした。砂袋を外すと「ん?」という表情になり「軽く」なったことを感じていました。

 次に側臥位で参加した生徒は、砂袋を腕に乗せると、身体の動きを止めてじっとしていました。固有感覚(身体に圧が加わる感覚)をしっかりと感じているからこそ、他の身体の動きが止まるのだと思いました。

 最後にもう一人の生徒は、砂袋を腕に乗せると、声が出ました。「重いなぁ」と重さを感じ、それを周りの人に伝えようとしていました。砂袋を取り腕を揺らすと「はあ~」と声を出し、腕が軽くなったことを伝えていました。

 全員がそれぞれの方法で、感じた「重さ」や「軽さ」を表現することができました。 

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