工業学科電気科

■学科の概要


 生活・文化の源である電気・電子・情報に関する知識・技能を習得し、電気に関する技術者を目指します

 また、社会で評価される資格の取得にも力を入れています。

■学習内容

   教科名                         教 科 内 容
電気基礎
(1年・2年)
電気の基礎を中学校で学んだオームの法則から学習していきます。電気を深く学んでいく上で
大切な理論を学習します。
情報技術基礎
一般家庭の電気製品から工場のロボットまであらゆる所で利用されているコンピュータに関す
る基礎的な内容について学習します。
電気機器
(2年・3年)
モータや発電機といった電気を利用した機器の構造や性質を学習します。
電力技術
(3年)
電気が発電所で作られ、送電線によって工場や家庭に送られる様子を総合的に学習します。
電気実習
(1年~3年)
コンピュータなどの情報技術・制御技術、変圧器や高電圧を扱う電力技術、電気工事など、
電気に関するさまざまな項目について実験・実習を行います。
課題研究
(3年)
生徒と教師が一緒になってテーマを設定し、問題点を解決しながら目的を達成しようとする科
目です。内容は作品製作、調査・研究などがあります。

■取得可能な資格


 ■ 第一種電気工事士・第二種電気工事士 
 ■ 第三種電気主任技術者
 ■ 工事担任者各種
 ■ 危険物取扱者
 ■ 情報技術検定
 ■ 計算技術検定

学科行事など

マイコンカーラリー2020大会中国地区予選会

2019年12月2日 09時13分


 ジャパンマイコンカーラリー2020大会中国地区予選会が12月1日(日)に岡山県立岡山工業高等学校体育館で行われました。この大会は、コース1周のタイムを競うもので、1周を完走し上位に入ると全国大会に出場できる大会です。本校では、6台参加し、その結果は次の通りです。
 個人のAクラスは、中国5県の代表の車66台参加し、完走できた車は50%の33台でした。本校では5台が参加して3台完走できました。本校の一番速い車は電気科3年松本拓巳君の車で、見事鳥取県枠に入り、全国大会出場が決まりました。来年1月11日・12日に福岡県小倉市の西日本総合展示場で開催される全国大会に出場します。全国大会は本校が開校して初の出場となりました。
  電気科3年 松本拓巳君
 全国大会出場 おめでとう

 個人のBクラスは中国5県の車112台が参加し、完走できたのは55台でした。本校では1台が参加しましたが残念ながら完走できませんでした。
 団体戦では、各校の個人戦予選タイム上位3台の記録の総計により決定します。本校は車3台が完走し、団体5位となりました。


          スタート前の様子


            走行中の車


        マイコンカーのメンバー



電気科2年生 社会人講師授業(製図)

2019年11月14日 10時43分


 11月11日(月)1~5限、電気科2年生を対象に社会人講師授業が行われました。講師には、一般社団法人鳥取県電業協会中部支部の方々に来ていただきました。授業では、ドラフターを使って一般住宅の電気設備設計及び配線作図を行いました。
 見やすい図面をかくポイントとして、「配線図は、建築図面より浮き出るよう濃くかく」、「使い勝手を考えてかく」ことなどを学びました。また、シャープペンシルは、真っ直ぐにし、回しながら使うと綺麗な線になるということも教わりました。

マイコンカーラリー鳥取大会 【動画あり】

2019年11月5日 18時47分

 令和元年度第19回マイコンカーラリー鳥取県大会が11月2日(土)にパープルタウンで行われました。この大会は、コース1週のタイムを競うもので、本校では、6台参加し、その結果は次の通りです。
 個人のAクラスでは鳥取県の高校14台参加し、完走できたのは11台でした。本校では5台が参加して5台完走できました。本校の一番速い車は7位でした。
 個人のBクラスでは鳥取県の高校14台参加し、完走できたのは9台でした。本校では1台が参加して見事完走し、順位は6番目のタイムでした。
 団体戦では、団体戦エントリーカー5台中上位3台の完走者の合計タイムで順位が決まります。本校の車の上位3台合計タイムは36秒68で団体2位となりました。
 中国大会には団体入賞したのでAクラス5台出場し、Bクラスでは1台出場することとなりました。
 




         パータン広場の様子


         走行中のマイコンカー


         団体2位  中国大会出場

イルミネーションの設置と点灯

2019年11月5日 13時37分

 10月26日(土)、倉吉交流プラザから渡り廊下にかけてイルミネーションの設置を行いました。これは、一般社団法人鳥取県電業協会中部支部と電気科3年生で毎年行っているボランティア活動です。
 11月1日(金)には、点灯式が行われ、様々な色のLEDで彩られています。点灯は毎日午後10時ごろまで、来年の1月中旬頃まで行われる予定です。






発光ダイオードと環境(講演)

2019年9月11日 16時01分


 9月11日(水)1、2限、電気科1年生を対象に、鳥取大学 工学部 阿部友紀准教授に「発光ダイオードと環境」というテーマで講演をしていただきました。この講演は、平成18年度より鳥取大学工学研究科にお世話になり実施している事業です。
講演では、半導体の構造から発光ダイオードの仕組みや特徴、色の違いまで幅広くお話を聞くことができました。半導体の結晶の構造を分子模型で確認したり、実際に発光ダイオードを見たりすることもでき、興味や理解が深まったようでした。また、先生が大学で行っておられる研究についても話をしていただき、最先端の開発やLEDの応用分野についても知ることができました。
 生徒も電気の学習に取り組むことの大切さを改めて認識し、将来の進路を考えるよいきっかけになったようです。

長期インターンシップ

2019年7月27日 16時41分

 7月24日(水)、電気科2年の2名が10日間の予定で地元企業に行っています。初日は、会社の概要説明と長期インターンシップに望むための心構えについて教わった後後、現場体験がスタートしました。説明では、挨拶の大切や、分からないことは必ず聞くことなど、働く上で必要なことを幅広く学びました。写真は、工場内で商品の説明を受けているところと、スイッチの吸塵作業を体験しているところです。



インターンシップ3日目(電気工事技能練習)

2019年7月17日 17時47分


 インターンシップ3日目、電気科2年16名が学校で電気工事技能練習をしました。電気工事会社にインターンシップに行っている生徒は、毎年、3日目に一般社団法人鳥取県電業協会中部支部の方々にお世話になり、技能指導を受けています。
 作業をする上でのポイントとして、「綺麗に仕上げる」、「施工条件をよく読む」、「最後に何度も確認をする」、「ケーブル同士のジョイント部分を揃える」、「複線図を描いたときに色を付ける」、「コネクタへの差し込みを確実にする」ことなどを教わりました。
 7月20日(土)に行われる第二種電気工事士(技能)試験に向けて、「絶対に受かるという強い気持ちを持ってしっかり頑張ってください」との激励もいただきました。生徒たちは本試験に向けていっそう練習に励んでくれると思います。

  

インターンシップ

2019年7月17日 17時44分

 企業にご協力いただき、7月2日(火)~7月4日(木)の3日間、2年生を対象にインターンシップを実施しました。
 下の写真は電気工事会社にインターンシップに行っている生徒の様子です。写真(左)は、一階天井内配線の補助をしているところ。写真(右)は電線を通すための穴開けを行っているところです。
 実際の現場で作業を見させていただいたり、体験したりすることができ、とても良い経験となったようです。また、他の業者の方と協力しながら作業を進めていくなかで、コミュニケーションの大切さも強く感じたようです。

          

安全教育講座

2019年6月25日 14時02分


 2019年6月20日(木)2限、電気科2年で安全教育講座を実施しました。この講座は、7月2日(火)から3日間行われるインターンシップの事前学習として毎年行っているものです。
 一般社団法人鳥取県労働基準協会より講師の方をお招きし、安全衛生管理の基礎知識についてお話をいただきました。主な内容は労働災害の現状、安全衛生管理の目的、危険予知訓練などについてです。
 この講座で学んだことを踏まえ、インターンシップで多くのことを学んできてくれると思います。

ものづくりコンテスト中国大会

2019年6月20日 17時10分

 6月14日(金)、15日(土)に山口県の山口工科高校にて「ものづくりコンテスト中国大会」が開催されました。
 本校からは二年連続の出場となり、今年は電気科二年の熊谷誉君が鳥取県代表として出場しました。大会では12名(開催県の山口は4名出場)の選手が参加し、熱戦を繰り広げ、本校も上位入賞に期待をかけましたが、途中のミスが大きく響き、11位という結果に終わりました。
 悔しい結果ではありましたが、参加者12名中10名は三年生ということで二年生の内にこのような大会に参加できたことは大きな経験となりました。この経験をもとに県大会と来年の中国大会(鳥取県開催)では良いご報告が出来るよう、日々励みたいと思います。