今年度は「石谷家住宅前の消防屯所」等、計３枚ののれんを製作することになりました。






依頼してくださった方々の、のれんへの思いを伺い、少しでも期待に応えれるようデザインをしっかり考えていきます。

　今年度も「食べる藍」の研究に取り組んでいます。


定植前の藍

　今回は、「生で食べる」「ゆでて食べる」「お菓子に使用する」ことにしました。








生地に乾燥した藍の葉を混ぜたクッキー以外にも、ココアを混ぜたり、絞り出しに生葉をのせたものなど数種類作りました。

どれも好評でしたが、まだまだ開発を続けたいと思っています。

　この事業の目的は、のれんがつくる町づくりを知り、のれんを製作する姿勢を学ぶこと。そして、住まい手の思いを布に描き智頭宿を彩る力とすることです。

　勝山をのれんの町にするきっかけを作った加納容子さんにお話を伺い、実際の町を歩きながら一つ一つののれんの説明をしていただきました。










町にかかるたくさんののれんを目にしながら、「私たちの作ったのれんがこんな風に飾られたら嬉しいな」「智頭もこんな町並みになるといいな」「依頼してくださった方の思いを込めたのれんを頑張って作りたい」と、のれん製作に対する素直な気持ちを口にしていました。

本校からは、森林科学科木材加工コース3年有志の生徒と生活環境科生活デザインコースの３年生が説明を行いました。

智頭宿魅力アッププロジェクトとは、智頭農林高生がプリザーブ智頭宿さん・藍染め工房ちずぶるーさん・藤縄建具店さん・中村建装さんと協同で智頭宿の魅力向上を目指す取り組みです。



智頭宿の街並みに高校生が作った格子・のれんを飾ってくださる方を募集するためにこの説明会は行われています。

今年度も多くの方が説明会に来てくださいました。ありがとうございました。

智頭宿の街並みにまた、格子とのれんが増えていくのがとても楽しみです。

藍は、学校祭で販売するクッキーやパウンドケーキに利用する他、食藍の研究や、藍染に用いられる予定です。