1年生テーマ:「違い」を通じて『差別意識が自らの課題である』とは何かを考える
3年生テーマ:進学・就職試験時の面接項目を通じて『自らの課題』とは何かを考える
1年生は、それぞれの出身中学校の「当たり前やルール」を意見交換するところからスタートし、そこで感じた「違和感」があればそれについて考察していく、という1時間でした。
3年生は、進学や就職試験での面接時にされる質問項目の中で「違和感」を感じるものについて個人で考えその後グループで共有し、「違和感」に違いが生まれることについて考察していく、という1時間でした。
これらの活動は来週に続き、いよいよ本格的にその「違和感」について考えを深めていくことになります。「人権」といったことを考えたり、語り合うことは難しいと思いますし、本校の人権教育は「矢印を自分に向けて」ということを大きなテーマとしています。ですから、時には思考がフリーズしてしまうこともありますが、生徒たちは一生懸命考え、語り合う姿が見られます。正解はない授業です。できるだけ自分の気持ちが率直に出せる雰囲気を作よう先生方も工夫されています。ですから、写真にもあるように、わりと和気あいあいとした雰囲気で授業は進んでいきます。人権教育LHRは年間の中で数は少ないですが、本校の中では大切な授業と位置付けています。こういった授業をとおして、生徒たちがさらに人間的に成長してくれていると思っています。


2年生の人権教育LHRは6月に予定されています。そこでもきっと活発な意見交換がされることを期待しています。