12月4日、英語の授業の一環として、本校2年生が台湾の明道高校の生徒とオンライン交流を行いました。言語や文化の違いを乗り越えて交流することは、グローバル社会で活躍するための貴重な経験となります。この交流では、各校の生徒がそれぞれ2人1組となり、お互いの文化や生活、学習などについて英語で相手校のペアに紹介し合い、理解を深めます。今回はその第1回目の交流です。

交流の様子
最初は少し緊張気味だった生徒たちも、実際にオンラインでつながるとすぐに打ち解け、笑顔で交流を楽しんでいました。まずは自己紹介を行い、その後、自由に質問を交わす形式で交流を進めました。
台湾の高校生は日本の文化に興味を持っていることが多く、日本の高校生活や趣味、食文化について熱心に質問していました。一方、本校の生徒たちも台湾の文化や学校生活に興味を持ち、互いに学び合う良い機会となりました。

オンラインでの別れ際に、ある生徒が台湾の高校生に対して両手を振った際、あわてて「先生!台湾の人に手を振っても大丈夫でしたっけ?」と尋ねてきました。「大丈夫。台湾の視察団の皆さんを東高にお迎えした時(10/24HP掲載)も、お互いに手を振っていたから」。「ありがとうございます!手を振るのが失礼にあたる国もあると聞いたことがあったので」。「中東やアフリカにはそういった国もあるけれど、台湾は大丈夫。でも『これは相手にとって大丈夫だろうか?』と疑問を持つこと自体、とても大事なことですね」。そう返すと、その生徒は笑顔でうなずいていました。

理数科2年生(北中学校出身)の感想
「初めて台湾の人と直接話すことができて、すごくフレンドリーに接してくれたので、とても楽しかったです!言葉の壁があっても、どう接すればいいのか分かった気がします」
理数科2年生(中ノ郷中学校出身)の感想
「相手が何度も質問してくれたので、とても話しやすかったです。アニメの話で盛り上がりました。自分より年下なのに英語をスラスラ話していたのでびっくりしました。自分も英語をもっと上手に話せるように頑張ります!」
今後の展望
次回のオンライン交流は12月18日(木)を予定しています。理数科2年が今年10月に研修旅行で訪れた屋久島での学びを紹介する予定で、今回よりもさらに難易度の高い内容を英語で話すことになります。みんなで頑張っていきましょう!