本校では当日が2学期末考査期間であったことを踏まえ,本年度は本日(12月8日)に,生徒保健委員が主体となってキャンペーンの趣旨を校内全生徒に周知し,啓発する取組を行いました。
次の画像をご覧ください。各クラスで保健委員が活動に取り組んでいる様子です。

今年は,説明担当生徒が自分のことばで語る時間を創出しました。いつも一緒に過ごす仲間とともに,エイズに関わる適切な知識を共有し,「自分事として」考える時間を持つためです。
いまだに誤解や偏見が根強いエイズ。「エイズは身近なものとして感じられにくい」との感覚があったり,それゆえこのことを他人事として認識してしまったりすることにより,私達がその誤解や偏見に加担しているかもしれない…。そんな自己との対話をしていたのでしょうか,級友のことばを受け,たくさんの生徒が関係資料を真剣に読み込んでいました。

日本社会の保健衛生は高レベルにあります。だからこそ,エイズを含む性感染症についてどの生徒もが正しい知識を身につけ,責任ある社会人として適切に判断・行動し,どの命も,そしてすべての人の人権を守りきれるようになりたいと考えます。
この点において,今日の取組はその一助になる時間になったのではないかと思います。