今年で第31回目の開催となる「武蔵野文学賞」のうち、「高校生部門」は今年で12回目の開催。小説部門、俳句部門の他に、今年度から短歌部門と評論部門が新設されました。特に短歌部門は大会を主催する武蔵野大学文学部の初代主任教授であった歌人・土岐善麿(ときぜんまろ)にちなんで「土岐善麿短歌賞」として設定されました。
本校からは、夏休み前の現代文(3年4組)で創作した作品を短歌部門に応募していました。その結果、次のとおり、栄えある最優秀賞をはじめとして5名の作品が上位に選出されました。
◆最優秀賞
水色のかすれかかったマーカーペン教科書の上の革命なぞる /山下啓太
◆佳 作
帰り道下向くと苦悩上向くと模索後ろ向くと後悔前向くと希望 /石破真緒
はやくこいおれの思考についてこい蛍光ペンの「三月革命」 /澤 友貴
ただいまと帰った家はもう暗い机の上のラップが /前田明里
また来るねわたしが発したその声は祖母の耳には届いてない /安田芽愛来
◆参考 武蔵野文学賞高校生部門のページ ⇒ こちら
