鳥取東高校には通学や部活動のために自転車を利用する生徒が多数在籍しています。新入生の自転車通学も本格化。そこで本校では毎年この時期に,全生徒を対象に交通安全講習会を行っています。
講習会では、生徒が日頃見なれている本校周辺の様子が改めて紹介されました。講師の皆さんが本校周辺の道路通行状況やポイントとなる標識を事前に撮影してくださっていたんです!
加えて,「~の周辺では『危ない!』と感じることが多々ありました」という本校卒業生の生の声を,そのエリアの動画とともに紹介し,本校周辺の通行区分や自転車で通行する際の注意点などについて具体的に教えていただきました。

講習会後半では,3年生2名が生徒代表となってVR機器を用いた自転車走行のシミュレートを体感。人通りの多い商店街への道では,至るところに危険が潜んでいて,さすがの3年生もなかなか目的地に到着できませんでした。
VRの効果もあり,自転車事故がどんなところで,なぜ発生するのか,について全生徒がリアルに体験できるシミュレートでした。やはり,信号や標識にきちんと従うことやちょっと後ろを確認してから走行する等,基本的な判断や動作が大切なんだと,生徒みんなが確認できた,そんな時間になりました。

実に使い勝手のよい自転車。でも,重大な事故の当事者(加害者)になりうるリスクは誰にだってあります。新生活が始まってまだ数日。本日,鳥取県警のまとめた統計資料で示されたとおり,慣れるまで交通事故の当事者になる確率が高いので,生徒の皆さんは十分に気をつけて登下校しましょう。