これは鳥取県教育委員会高等学校課「学校連携サポート事業」の一環として鳥取西高校が主体となって企画されたものです。鳥取西高校さんのご厚意でお声かけいただき,鳥取西高生と本校生とが合同参加するかたちで実施されました。
この企画に本校から参加したのは3年生と1年生。
初日は,古河電気工業株式会社と東京大学本郷キャンパスを訪問。続く2日目は,東京大学駒場キャンパスを巡りました。最先端の研究に携わる先生方そして研究者の方々からの興味深いお話,最先端かつ高度な設備を有する関連研究機関・施設の見学,さらには鳥取県出身の現役東大生の体験談に至るまで,参加したどの生徒にとっても刺激的なツアーでした。
参加した両校の生徒は多くの学びを得て帰ってきました。そして,大学での学びがどのように企業や社会とつながっているのか,東京大学ではどのようなキャンパスライフが待っているのか等について具体的なイメージを持つこともできたようです。
加えて,2日間という短い間ではありましたが,他校の生徒と行動を共にすることからも良い刺激が得られたことと思います。学校の垣根(枠)を超え,互いに切磋琢磨しあい,そして学びあう…そんな覚悟が,鳥取東高生と鳥取西高生の間に醸成され,本当に充実した2日間でした。きっと,この企画に参加したそれぞれの生徒が,より高みを目指すからこそ見えてくる広く深い世界への憧れや魅力,学問としての学びそのものの醍醐味を追求し,今後の学びに果敢に向かっていくことでしょう。
このような素晴らしい契機を提供してくださった鳥取西高校の先生方,そしてご指導ご教示くださった研究者の皆様,東大生の真心に心から御礼を申し上げたいと思います。本当にありがとうございました。
本校としましても,参加した2名の生徒の思いと覚悟を大切に,今後もしっかり支え,励まし,ともに歩んできたいと思います。