後編は、屋久島の第3,4日目と自然体験(シュノーケリング、リバーカヤック)の様子です。” 1ヵ月で35日雨が降る " と言われるほど雨がよく降る屋久島ですが、研修の4日間は好天に恵まれ、屋久島の大自然を全身で体験することができました。
研修3日目の朝は、希望者を募って宿から歩いて5分くらいの海岸に出て、岩の上から屋久島の日の出(午前6時17分)を拝みました。水平線から(正確には、種子島の上から)上ってくる朝日を見ることは、鳥取に住んでいて体験できることではありません。オレンジ色の朝日に照らされ、1日の始まりを実感することができました。

2枚目の写真は、シュノーケリングで見たアオウミガメ(雌)です。少々視界が悪かったので分かりにくいと思いますが、シュノーケリング班は2班とも4頭のウミガメを見ることができました。南の島ならではの特別な観察に、生徒職員一同大興奮でした。このほか、インストラクターさんの案内で、魚やサンゴなど海の生物の説明を受けたり、海岸のごみ拾いをしたり、素潜りを教えてもらったりと、屋久島の海を満喫しました。

こちらは、リバーカヤック班の様子です。主はカヤックでしたが、交代でサップを体験させていただきました。

次の2枚目の写真は、研修最終日にお世話になった宿の方々と撮影した集合写真です。引率教員のわがままにも柔軟に対応していただきました。そして、朝晩の美味しい食事が4日間の研修の活力となりました。本当にありがとうございました。

研修最終日も、屋久島が誇るヤクスギについて学びました。屋久杉自然館に行き、職員の方から屋久杉と島民の歴史について説明していただきました。屋久杉が島民の暮らしを支えてきたのだと知ることができました。
そして、屋久島最後の食事は、屋久杉を加工した食器で、屋久島の食材をふんだんに使った食事をいただきました。最後の最後まで、屋久島と屋久杉を堪能することができました。


最後の集合写真は、研修最終日に千尋(せんぴろ)の滝で撮影したものです。
屋久島では、現地に行ってこそ学べるものが多かったように思います。自然を守りたいという気持ちが強くなりました。
この度の研修でお世話になった関係者の皆様、おかげさまで良い研修ができました。生徒はこの後レポートの提出などがありますが、きっと素晴らしいレポートを提出してくれるものと思います。ありがとうございました。