調理実習は生徒達の楽しみの一つのようです。ですが、コロナ禍にあって、思うように実習ができない時期もありました。その時になんとか実習を行うために、一つのクラスを2つに分け、半分の人数で実習し、残り半分の生徒は教室で学習する、という方法をとるようになりました。ですから、本時の1年4組も20人が実習し、20人が教室で勉強していました。人数が少ないため、片付けまでのすべての工程を1人で行います。
さて、先生の説明を受け、計量からのスタートです。みんな真剣です。

ただ、ビニール袋に全ての材料を入れて揉み込む、といった簡単な作業のため、どんどん進みます。
先生から「焼き上がるには15分必要なので、遅くとも授業時間終了15分前にはクッキー生地 をオーブンに入れましょう!!」とのかけ 声がかかります。

生地をある程度揉み込んだ後、その生地にチョコチップや、紅茶葉、ゴマを希望によって混ぜることも可能で、生徒達はそれぞれ自分の好きなトッピングをしていました。最大20個に生地を分けてクッキーの形にするのですが、ここに一番時間がかかっていたようです。
きっと美味しいクッキーが出来上がったことでしょう。
調理実習について生徒達にインタビューしてみました。
「実習は2回目で、1回目は牛丼でした。作り方は簡単で、母の日に家で作ろうと思ったのですが、家族で外食することになり、まだ作れてないです。ぜひ、家でも作ってみたいです。」
「こんなに簡単にできるとは思いませんでした。これなら家でもできそうです。」
「自分でもハロウィンなどの行事などでお菓子を作ることはあります。だから、今日の実習はとてもやりやすかったです。」
きちんと計量したり、大きさを揃えたりすることは簡単ではなかったと思いますが、全員時間内に上手に作っていました。ぜひ、自宅でも作ってみてほしいですね。