11月6日(日)9:30~12:00に、本校化学実験室で鳥取県版科学イノベーション事業(化学)を実施しました。鳥取東高校の生徒3名、鳥取西高校の生徒5名、教員1名の計9名が参加しました。
国内予選突破を目指した講義中心の第Ⅰ期に対して、第Ⅱ期は実験中心の内容に切り替わり、今回は2012年第44回IChO大会で出題された「セスキ炭酸ナトリウム(トロナ石)の分析」を鳥取県版にアレンジして実施しました。100均などで売っている「セスキ炭酸ソーダ」の洗剤を用いて、その成分組成の分析を行いました。
熱分解、強酸による分解、二段階中和等の知識と技術を駆使し、1グループ2名でお互いに相談しながら、課題にチャレンジしました。全ての実験の測定は終了しましたが、最終分析には時間が不足し、「宿題」という形になりました。これまで学習してきた内容でも十分に対応できると自信が深まる経験となりました。
