SSH新着情報
バーモント研修報告(10月17日)
2023年10月20日 09時55分研修5日目
10月17日火曜日
数学コンテスト(「科学を創造する人財育成事業」米子東高主催)結果
2023年10月20日 09時15分令和5年度米子東高校「科学を創造する人材育成事業」講演会、数学コンテスト、科学実験(10月14日)に参加しました。
「目指せ!数学力山陰一!」を合言葉に、鳥取県・島根県の数学に自信のある生徒が集って開催される数学コンテストに参加し、立派な成績を収めました。
第1位 田中陽登(2-1)、原田辿地(2-1)、前田仁成(2-1)
第2位 岡山京平(1-1)、影嶋 隼(1-5)、平木隆雅(1-5)
ラオスESD研修プログラムの実施について
2023年10月19日 15時47分10月3日(火)~14日(土)の日程で、ラオスESD研修プログラムを実施しました。1年生1名、2年生7名の生徒8名、引率教員2名、現地ガイド2名が参加しました。
ラオスの首都ヴィエンチャン、南部の都市パクセー、北部の古都ルアンパバーンを訪れました。主な研修先は、JICAラオス事務所、ラオス日本センター、ラオス国立大学附属ポンサバン高校、チナイモ浄水場、水道事業運営管理能力向上プロジェクト(MaWaSUⅡ)による水道教室、チャンパサック県ドンコー村でのホームステイ、世界遺産ワット・プー、世界遺産ルアンパバーン、陶器・織物・和紙等の工芸品生産地です。
詳細記事であるラオス便りを、以下のリンクからお読みいただくことができます。
https://sites.google.com/g.torikyo.ed.jp/kikaku/%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%B9
つくばプログラム産業技術総合研究所研修
2023年10月19日 15時41分 10月11日(水)~14日(土)、つくば市にある産業技術総合研究所(産総研)計量標準総合センターにて、つくばプログラム産業技術総合研究所研修を実施し、1、2年生の希望者8名が参加しました。
産総研計量標準総合センター(NMIJ:National Metrology Institute of Japan)は、日本における国家計量標準機関(NMI: National Metrology Institute)で、メートル条約の下、日本の計量や物理量の単位を司っている組織です。
今回の研修では「光の干渉を用いたブロックゲージの長さ測定」と「ノギスの校正と三次元計測」の2つの実習を行いました。「光の干渉を用いたブロックゲージの長さ測定」では、産業や社会で長さの基準となるブロックゲージの正確な寸法を測定しました。ブロックゲージは、日本の各種測定機器(身近なものでは、ものさし)の基準となるものです。実習では、生徒たちの手で、3色の光を用いて干渉計測を行い、合致法でブロックゲージの正確な寸法を決定しました。その精度は、産総研測定値に対して、数十ナノメートル(100万分の1mm)の差でした。
「ブロックゲージを用いたノギスの校正と三次元計測」では、目盛り狂いのあるノギスを、ブロックゲージを基準として校正しました。校正では、最小二乗法や逆関数等の数学的な手法を利用して、補正式を算出し、測定値を正確な値に近づけました。実習後には、研修報告会を行い、測定の結果や考察などを発表し、講師をしてくださった研究員の方々からフィードバックを頂きました。
生徒感想
今までものさしが間違っているかもしれないと思ったことがなかったので、ノギスの製作の際に目盛りが間違っているということに全く気がつかず他の人と比べて初めてズレていたことを知って比較という作業は精度を求める際には重要だなと思いました。また、校正を行うことによってより精度を上げられることを知り自分でもやってみたいと思いました。ものの寸法を正確に測定する際にはレーザー光を用いると知り、全く想像もつかなかったので様々な要素が組み合わさって科学は発展してきたんだなと思いました。この経験を活かしていけるように生活していこうと思います。
とても興味深く楽しい研修でした。以前に参加していた友人から、結構難しいよ、と言われていたのでついていけるかどうか不安でした。しかし、産総研の講師方や先生方、そして共に研修に参加した仲間のおかげで理解を深められました。研修で僕は人とのコミュニケーション力がついたと思います。