校内病弱教育全体研究会を終えました!
2015年12月7日 09時12分 12月4日(金)に和歌山大学教授武田鉄郎先生をお招きして病弱教育全体研究会を行いました。島根県の松江緑が丘養護学校、江津清和養護学校、県内の小中学校や特別支援学校の先生もご参加いただき、総勢80名での研修会となりました。
テーマは、「病弱の児童生徒の基礎的な学力と人や社会と関わり合う力を高めるための方略」で、2つの討論を設定する形で進めました。本校の病弱教育研究は、一人一人が自分の実践を研究論文としてまとめ、それをみんなの前で発表し意見交換をするスタイルで行っています。今回は、16名の先生が、自分の研究実践を報告しました。
この研修会を通して、「児童生徒と教師でやりとりした時間(エピソード)を振り返り、児童生徒の変化を丁寧に見つめることの大切さ」と「児童生徒のやる気を引き出すためには、教師がいろいろな手立てを講じて引き出すやる気と児童生徒から出てくるやる気の2つがあり、その2つを意識しながら指導していくことの大切さ」を学びました。
これらの学びを今後の病弱教育の実践に役立て、さらによりよい指導を求めていきたいと思います。武田鉄郎先生、外部から参加してくださった先生方、本当にありがとうございました。