校長日誌

【終礼にて(9.6)】

2024年9月6日 16時45分

夏休みが終わっての新たなスタートに際して、1点お伝えします。

〇〇さんについて。8月16日にあった告別式で、遺族を代表しての最後のお話の中で、お母さんは、学校への感謝の思いを話されました。学校へ行かないとできない体験をたくさんさせてもらったこと、そして、たくさん可愛がってもらったことへの感謝を、笑顔で話されました。その話を聞いていて、きっと、〇〇さんも、同じ気持ちだっただろう、いや、同じ気持ちであってほしい、そんな思いで、最後に、棺(ひつぎ)の中の顔を見てみると、ここまで関わってきたみなさんの、そして、学校のしてきたことが間違ってないことを、「うん、うん」と、うなずいて教えてくれているような気がして、悲しいと同時に、本当に、嬉しい気持ちでいっぱいになりました。

また、お母さんは、その話の最後に、参列していた全員に向けて、「〇〇さんのおしゃべりだった姿、そして、いつも笑っていた笑顔を、忘れないでほしい。」そう言われました。

私たちにできることは、目の前にいる子どもたちと向き合うことです。〇〇さんが、遠い空から、おしゃべりしながら、笑顔で、見守ってくれていますので、これからも、自信をもって、目の前の鳥養の子どもたちに、精一杯、向き合っていきましょう。