校長日誌

【ごあいさつ(わくフェス・創立50周年記念展示にて)(10.18)】

2025年10月18日 16時45分

このたび、鳥取養護学校の創立50周年という大きな節目を迎えるにあたって、50年の歴史を振り返る展示を行うこととしました。

節目ごとに紡がれた記念誌を改めて見つめてみると、鳥養の校舎をはじめ、なじみ深い校歌や校章など、私たちの鳥養には、子どもたちや保護者の皆様、教職員、関係の方々というたくさんの人々の思いが受け継がれてきていることがわかります。

校歌や校章は、以前の校長先生方が子どもたちの学校生活に思いを馳せて創られたもので、今日まで大切に受け継がれてきています。一方、中央病院の病室から始まった学びの場は、管理・教室棟ができ、特別・教室棟と体育館棟ができ、療育園の一部が管理・教室棟となるなど、今日まで形を変え続けてきています。でも、変わらずそこにあるのは、子どもたちが安全で充実した学校生活を送られるようにとの思いであり、今も大切に受け継いできています。

鳥養の歴史は、子どもたちの幸せを強く願ってきた皆様の、いたわりや優しさの歴史でもあります。

さまざまな写真やゆかりの品々から、これらの思いを感じていただけたら幸いです。

                            鳥取県立鳥取養護学校

                              校長 中谷 一朗