2年生がミシンと格闘していました
2021年11月8日 16時08分 ヴェヤ先生の授業を参観して校長室に戻る途中、中庭越しの家庭室(被服室)で2年生が何やら楽しそうに学習している様子が目に入りました。家庭科室に入ってみると、その様子は決して「楽しそう」ではなく、文字通り「悪戦苦闘」の光景でした。
どうやらミシンの学習の第1時間目だったようです。2・3人の生徒にミシンが1台ずつ割り当てられて、ああでもない、こうでもない・・・と、ミシンに糸を取り付ける作業をしている最中でした。「ミシンは初めてか?」と尋ねてみると「小学校でもやりました!」とのこと。でも、どう見ても完全に忘れてしまっているようです。そんな中にスイスイと糸を取り付ける生徒がいます。その生徒曰く・・・、「家でやっていて良かったぁ~」。今時家でミシンを使う生徒もいるのですね。
中学校は義務教育の最終段階ですから、将来長きにわたって社会生活・家庭生活を行ううえで必要なことは全て教えなければなりません。きっとミシンもそのスキルのうちの一つなのでしょう。私たちの中学時代は、男子は「技術」、女子は「家庭科」でしたが、今の時代は当然、男子も女子もミシンの学習は必修です。