「さくらさくら」の箏の音が・・・
2020年6月1日 16時50分 新型コロナウイルス感染症の感染防止のため、八頭中学校の教育内容も大きな影響を受けています。
梅雨に入ろうかというこの時期、校舎内には季節外れの「さくらさくら」の箏の音が響き渡っています。箏の学習は例年なら1月の音楽の時間に行っている学習です。新しい年の始まりに箏の音がぴったりとマッチして、お正月気分を引き立ててくれます。
しかし、今年は全学年とも、今の時期に早めての学習です。完全に新型コロナの影響を受けた履修計画の変更です。今日から6月に入り、1学期も半分が終了しました。そろそろ7月17日にお渡しする通知表の評価のことを意識する時期になっています。音楽の評価の中の「表現」について、例年なら歌唱によって評価するのですが、今年は歌唱指導がまったく出来ていません(してはいけません)。そこで器楽(箏の演奏)で、表現の評価を行うことにしたのです。
今日の箏の学習ですが、3密を避けるため、学習会場を音楽室から多目的(アゼリア)ホールに移して、2方向の窓やドアを全開にして、十分な間隔を確保したなかで、授業を行いました。ホール入り口には、手指の消毒用のアルコールも備えています。当然全員がマスクも着用しています。
このように年間指導計画の変更も含めて、新型コロナウイルス感染防止のために出来ることは、可能な限りやっているつもりです。一日も早く感染拡大が終息して、マスクを外して大きな声で合唱が出来る日が戻ってくることを願わずにはいられません。