保護者招待 みつばち亭

2018年9月21日 18時10分
家庭学科

平成30年9月21日(金)
調理コース3年生19名は総合調理実習で行っている「みつばち亭」というレストランに保護者を招待しました。さらに大山開山1300年祭の時にお世話になった八田さん、社会人講師でもお世話になっている富田さん、そして校長先生にもお越しいただきました。
日頃の練習の成果を発揮するために何日も前からメニュー作成に取り組み、献立の構成、レストランの雰囲気、サービスの手順等何度も試行錯誤しながら今日を迎えました。

   
 特に衛生管理には気を配りました。手袋やマスク、髪ネットなど、実際の現場と同じように細心の注意を払いました。 季節を感じるオードブルに仕上げました。梨をイメージした蟹クリームコロッケ、生ハムイチジク、サーモンなど味のバランスも考えながら作りました。 何度も練習したサービスでは、所作だけではなく、お声かけ、気遣い、笑顔など、完璧にできていました。
   
 熱い料理は熱いうちに、という思いで、厨房とサービスで連携のとれた、スムーズなサービスを行うことができました。 かぼちゃのクリームスープには鳥取県産の白ネギをたっぷり使うことで甘みとコクのある仕上がりでした。さらにとろみ付けにはご飯を使うことで滑らかなのど越しになりました。 パンかライスをお選びいただけるようにしました。パンのお客様には目の前でパンのサービスを行いました。
   
 メインは紙包み焼きにしました。愛情たっぷりのハートに切った紙に、下処理を行った鳥取県の食材をバランスよく盛り付け、しっかりと織り込んで密封し、オーブンで焼き上げました。開けた瞬間のお客様の反応は最高でした。 料理の合間には、料理の説明を入れるようにしました。それにより、日頃の実習の成果をより感じていただけると考えました。 先日行われた、大山開山のイベントで活躍した4人の生徒がその時の報告を行いました。八田さんにも助け船を出していただき、盛り上がりました。
   
 デザートには眞子様にご試食いただいた大山牛乳プリンをはじめ、ガトーショコラ、フルーツカットそして一言メッセージを書きました。今日の記念にメッセージ入りのメニューカードとみんなの集合写真をプレゼントしました。目頭が熱くなる保護者の方もおられ、目にした生徒も大きな達成感を感じました。 最後にお礼のあいさつを行い終了しました。
今日の体験は普通では味わうことができない貴重なことだったことを生徒一人ひとりが感じていました。大成功でしたがこの後の反省会では、次々と、今後のために工夫しなくてはならないことが出てきて、飽くなき向上心に胸が熱くなる思いでした。