調理コース1年生 保護者昼食会

2020年2月19日 15時37分
家庭学科

令和2年2月19日(水)
調理コース1年生は、1年間の集大成として、保護者を招待しての昼食会を企画しました。今回で19回目となるイベントで、1年生もこの昼食会を目標に技術を磨いてきました。
今回のテーマは「笑顔食堂」~いつもありがとう~です。その名の通り、作る人も食べる人も笑顔になるようなレストランを作りました。
メニュー決めや演出も生徒が中心となり考え、保護者の方も笑顔になり、大成功に終わりました。
<保護者の感想>
・10カ月の間にこんなにも、調理技術が上達していて感動しました。
・どの料理もとてもおいしくて料亭の料理を食べているみたいで感動しました。
・味付け、バランス、量、盛り付け、すべて良かった。     など

   
 蛇腹きゅうりのお漬物、大山鶏の五目ご飯、蛤のお吸い物を仕込みしています。春を意識した、盛り付けや、食材も添えました。 茶碗蒸しも大量です。スチームコンベクションオーブンという最新の機械を使い、とても滑らかな食感に仕上げます。春雨に蟹肉やブロッコリーなど地元の食材を使いました。 白菜で、大根、人参の市松模様を巻きました。すり鉢で滑らかになるまで胡麻をすり、たれを作りました。
   
 炊き合わせは、ねじり梅や、春筍、菜の花、海老、高野豆腐を盛り合わせました。それぞれに、適した調理方法や味、時間を考え作りました。 だし巻き卵は最もシンプルなプレーンにしました。全体の献立のバランスを考え決めました。一番シンプルなだけに難しくもありますが、練習の成果が発揮できて、上手に作れました。 天ぷらは、地元食材や春の食材を用意しました。
サツマイモ、海老、蕗の薹などです。下処理や、油の温度管理など、難しいことばかりでしたが、無事、完成させることができました。
   
 みんなで協力して、お膳を仕上げていきます。お皿の向きや、皿の汚れなど、注意するところもみんなで声を掛け合います。   「笑顔食堂」~いつもありがとう~ 定食 最初の挨拶でオープンしました。今日は笑顔で始まり、笑顔で終わります。
   
 お茶のサービスなども行い、お客様(保護者)とのコミュニケーションをはかります。気づかいや思いやりも、「笑顔」につながります。 今年は初めて、生徒の実演を披露しました。今回の献立で入っている、蛇腹キュウリ、大根の桂剥き、リンゴのリーフカットを見ていただきました。 そして、サプライズを企画しました。先輩から受け継いだ、牛乳プリンとフルーツ盛り合わせを用意しました。
   
 ばれないようにコッソリとフルーツカットを盛り付けています。サプライズなので・・・ 牛乳プリンにきれいに飾り切りしたフルーツカットを添えました。保護者の方々もとても喜んでくださいました。さらにサプライズがありました。テーブルのあるところに、子供たちからのメッセージカードが隠してありました。子供からの不意の手紙に、涙をこらえることができない様子でした。 最後のあいさつでは、これまでの苦労や、保護者の方々への感謝の気持ちが込み上げてきて、言葉につまりながらも、ちゃんと、「いつもありがとう」そして、「これからもお願いします」という感謝の気持ちを伝えることができました。