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相談室より

2021年3月15日 13時18分

スクールカウンセラー・嘉神先生からのからのメッセージです。
「みなさん、こんにちは。スクールカウンセラーの嘉神 美咲(かがみ みさき)です。
3月中旬になり、春の訪れを感じるような暖かい日も増えてきましたね。
さて、3月・4月は変化の多い時でもあります。
新しい環境や学年が楽しみな気持ちと、少し不安な気持ち、いろんな気持ちが巡っているかもしれません…。 
今回は、オススメの本をいくつか紹介したいと思います。
いつもと違う世界に思いを巡らせ、気持ちをリフレッシュしてみませんか。

「不安を力に変えるゆるっと哲学」  
 ただっち:著  小川仁志:監修

この本は、日常にある不安をわかりやすく、哲学の言葉を用いて教えてくれています。
「こんな自分が嫌だ…」「頑張っているのに上手くいかない気がする…」そんな悩みってありますよね。
そんな時に、見方を変えてくれる言葉がみつかるかもしれません。
かわいいイラストの漫画が読みやすいですよ☆

「ころべばいいのに」
 ヨシタケシンスケ:著  

この本は、嫌なことがあった時や、苦手な人がいる時に"どんな風に考えたらいいだろうか"のヒントをくれる内容になっています。
「そうだよね-」と気持ちに寄り添ってくれるところが魅力的な絵本です。
1年生は、ストレスマネジメントLHRでも登場していますので、見たことがある人もいるかもしれませんね☆

「そして、バトンは渡された」
 瀬尾まいこ:著  

家族には色々な形がありますね。育ての親が複数いる、そんな主人公の日々を描いた物語です。
愛情の形は決まっていないんだな・・・と思いながら読みました。
映画にもなっていますので、気になった人は映像でストーリーを楽しんでみるのもいいかもしれませんね☆

「羊と鋼の森」
 宮下奈都:著  

調律師になった主人公の日々を、淡々と、着実に、劇的に描いている物語のように感じました。
ストーリーや登場人物が魅力的なのはもちろんですが、ピアノの音や森に入る音が聞こえてくるような不思議な世界感です!
この作品は、山﨑賢人さんが主人公で映画になっていますので、気になった人は検索してみてください☆


「これは のみの ぴこ」
 谷川俊太郎・作  和田誠・絵 

小さい時に読んだことがある人や、見覚えのある人もいるかもしれませんね。
リズミカルな言葉と繰り返しの面白さが詰まった絵本です!
考えることも楽しいですが、音楽を聴くように、言葉や絵の世界を楽しむにはもって
こいです。
懐かしい気持ちで読んでみてください☆

学校の図書館にも置いてある本もありますので、春休みに読んでみてはいかがでしょうか?」

 
 
 

【ハクモクレンが満開になっています】