探究活動
職種別に講師の方をお招きし、1年次生向けの社会人講話が行われました。

生徒は公務員(行政)、国際、メディア、小学校教諭、幼稚園教諭、看護師、理学療法士、管理栄養士、エネルギー、建築・インテリア、システム開発の11の講話の中から2つ選択し、聴講しました。
講師の方には高校・大学時代のこと、その仕事を選んだ動機、仕事内容や魅力、ご自身の職業観などについてお話しいただきました。
それぞれの職業の面白さや苦労など、初めて知ることも多く、生徒たちは真剣な表情で講話を聴いていました。講話後は自分のクラスに帰り、班になって自分の聴講した講話の内容と気づいたことを共有し、個人での振り返りも行いました。

振り返りでは、「失敗を恐れずにどんどんチャレンジすることが大切だと感じた。」「同じ職場でも様々な職業の方々が働いていていることを知り、他の職業についても調べてみたいと思った。」という感想も多くありました。
講話にご協力いただいた講師の方々、ありがとうございました。
みらいチャレンジ
7月27日(水)、1学期終業式をリモート形式で行いました。
深田校長は次のように話されました。
「一つ目は、今ウクライナで起こっていることを起点にして自分の考えをもってもらいたい。
5月29日(日)、高校総体の期間中にウクライナの大学で教鞭をとっておられる島根県在住の前島先生に本校にお越しいただき、ロシアによるウクライナへの侵攻についてお話しいただきました。
この問題についてはマスコミではずっと報じられ続けていますが、長期化していることもあり、以前と比べて扱いが小さくなっていきているようです。最近では、エネルギー問題・食糧問題として私たちの生活にも関係してくるようになってきています。生徒の皆さんには、この「戦争と平和」ということについて考えをもってもらいたいと思います。
戦争はいけないことに決まっています。しかし現実の問題としてこういうことが今この世界で起こっています。なぜこうなったのか整理できていますか。今後どうしていくべきなのか。情報を自分なりに整理して考えていただきたいと思います。
始業式でも言いましたが、18歳になれば大人です。参政権、投票権があります。憲法改正の国民投票もあるかもしれません。考えは、今の時点のものでいいと思います。時代や成長とともに変わることもあるのだと思います。ただ考えを持っていないと、修正できなかったり、流されたりします。しっかり考えてみてください。
二つ目は、コロナ禍における活動についてです。
4月には、本校でもクラスターが発生し、学校再開時に私は皆さんに、4点のお願いをしました。昼食・マスク・消毒・着替えの4点です。その後は、校内での感染は確認されていません。基本的には皆さんの協力により対策が守られていて感染が起きていないと考えていますが、十分に守られていないところも見受けられます。昼食の摂り方や消毒です。今、西部地区では、連日多数の感染者が発生しており、感染していても無症状という人も多いようです。
もし、無症状の人が感染に気付かないままに学校に来てしまっていても校内で感染を広げないようにしましょうというのが感染症対策です。昼食・消毒に加えて、換気という点にも注意をしてください。空気の流れのあるところで活動してください。マスクは、他の人と距離が取れるときは外してもよいですが、会話をするときには必ず着用するようにしてください。
また、先日コロナワクチン接種の検討をお願いするチラシを配布しています。皆さんの年代の3回目接種は3割ぐらいだそうです。発症予防に効果があるようですから、まだの人はもう一度よく考えてみてください。
明日からは夏休みです。充実した夏休み過ごしてください。特に3年生は自己の進路実現に向けての重要な夏です。しっかりと覚悟を持ってやってください。暑い夏が続くと思いますので、コロナと熱中症に気を付けて、学習や部活動に取り組んでください。皆さんが心身ともに成長して、元気な姿で2学期に会えることを楽しみにしています。」
6月22日(水)7・8限に3年次生進路講演会を行いました。
講師に染川貴大氏(河合塾)をお迎えし、大学受験に向かうにあたってのお話をいただきました。講師からは、大学入試について全国的な志望動向、受験までを見通した学習の進め方、志望校・出願校決定の考え方などについての話しがありました。
生徒の感想には「自分の課題点がたくさん見つかったので、改善し、受験に向けて頑張りたいです。」、「目標の得点率に合わせて学習計画をもっと具体的に書きたい。」、「模試の結果に一喜一憂しすぎず、あとから伸びることを信じてがんばる。しっかり校外模試を復習する。」などがありました。それぞれの進路実現に向けて戦略を立てて頑張ろうという意識が高まったようです。

米子しんまち天満屋様からのご依頼で、「父の日に送るオリジナルメッセージカード」の原稿を制作しました。仕上がったメッセージカードは、ギフトをお買い上げの方にプレゼントされます。生徒が書いた原稿も3階に展示していただいています。ぜひご覧ください。
5月25日(水)7・8限に1年次生進路講演会を行いました。
講師に和田拓朗氏(ベネッセコーポレーション)をお迎えし、「文理選択の考え方」、「進路実現のための学習ポイント」をテーマにお話しいただきました。
講師からは、自己理解と社会理解が進路選択成功のカギであること、進路選択を実現するためには思いと学力の両方が必要であり、早速意識を行動に変えてみようということが話されました。最後に代表生徒による謝辞で締めくくりました。
生徒は講演を聴きながらよく考えている様子が見られました。感想にも「進路選択において、自分の可能性を決めつけずに広い視野でたくさんのことを見て、何が目的なのかはっきりさせることが大切だと思った」などがあり、進路や学習への
意識の高まりが感じられました。
