5月に行なわれた、鳥取県高校総体と、中国総体の成績の報告と、インターハイ出場の意気込みを報告するため、女子バレー部、陸上部、ウエイトリフティング部の生徒が、岩美町役場へ表敬訪問をしました。

長戸町長からは、「素晴らしい成績の報告、本当にありがとうございます。みなさんの名前を新聞で確認するのが、とても嬉しかったです。そして、みなさんの頑張りを見て町民の皆さんが本当に喜んでいます。みなさんの頑張る姿が町民の誇りと力につながっています。この後の試合も、悔いの残らないように頑張ってきてください。皆さんの健闘をお祈りしています。」と激励の言葉をいただきました。
岩美町議会の足立議長からは、「みなさんの日々の姿が、岩美町に良い刺激を与えてくれています。どうかこれからも頑張ってください。ありがとう。」と感謝の言葉をいただきました。
岩美町教育委員会 大西教育長からは、「年を重ねるごとに、表敬訪問に来る生徒の数が増え、連覇の数や予選を勝ち抜いた報告が充実してきているように感じます。必ず、皆さんの後輩たちにもつながっていくと思いますし、岩美高の力、岩美町の力につながっていくと思います。頑張ってください。」と力強い応援をいただきました。
陸上部トラック競技の6人を代表して、3年生の片山君は、「中国総体では、一人一人が全力を出し切ることができました。この結果を今後の生活にも活かしていきたいです。」とコメントしました。また、同じく陸上部フィールド競技では、3年生の中塚君が「県総体と中国総体では、自分の思う投げが出来なかったけど、インターハイでは、ベストを狙って頑張りたいと思います。」と強い意気込みを語っていました。
ウエイトリフティング部では、インターハイ出場を掴んだ3年生の山本君が、「中国大会では、自分的にいい試合ができたので、この調子で、インターハイで記録を残したいと思います。」と、2年生の安次冨君は、「今年は、中国大会まででしたが、来年の鳥取県で開催されるインターハイに向けて頑張りたいです。」とこちらも力強い思いを述べました。
女子バレー部は、県総体を全てストレートで勝ち上がり優勝!4連覇を果たし、インターハイに出場します。バレー部3年の森さんと福島さんは「新人戦で負けた悔しさをバネにインターハイ予選ではチームを作り直して、4連覇を達成しました。7月25日から、大分県で行なわれるインターハイに出場します。目標は、初戦を必ず突破し、トーナメント戦で1つでも多く勝ち進むことです。地域の方々に結果で恩返しが出来るよう精一杯頑張ります。応援よろしくお願いします。」と目標を明確に語っていました。
生徒たちは、次の試合に向けてさらなる飛躍を誓いました。皆さん応援よろしくお願いします。
本日、3年生を対象に実践的な面接対策セミナーを行いました。
志望する進路別に、大学・短大の総合型選抜や学校推薦型選抜の入試対策、専門学校については看護・医療、福祉・介護、理美容等の分野別の入試対策、就職の際の採用選考の心得について、お話をうかがった後で面接実技練習を行う形で実施しました。


進路希望別に会場を設け、専門講師の方から、面接試験で失敗しないための対策を学び、模擬面接を取り入れた実践練習もしました。
3年生はいよいよ進路決定に向けての動きが本格化するとあって、メモを取りながら真剣にお話を聞いていました。面接実技練習では、緊張した様子でしたが、講師の先生方からアドバイスをもらい、とてもよい面接練習ができました。


ご指導いただいたみなさま、ありがとうございました。
今年も、町営英語塾ハローイワッツが開講しました。初回の今日は、岩美町教育委員会の大西教育長にもご出席いただき、開講に際して心温まるメッセージをいただきました。

大西教育長は、20年前に訪れたロンドン旅行の思い出を語り、荷物を運んでくれたホテル従業員との些細な会話がきっかけで自信を持ち、一人で新聞を買ったり、レストランで注文したり、ミュージカルを見に行ったりと、次第に行動範囲が広がった経験をお話してくださいました。「外国語を学ぶことで、その国の文化にも触れ、世界を広げていくことができる」と、学びの重要性を強調してくださいました。

今年は、1年生3名、2年生10名、3年生3名の計16名が参加し、昨年にも増して賑やかなスタートを切ることができました。講師は昨年度と同様に、岩美中学校のALTゲイブさん。そして、岩美高校ALTジャックさん参加してくれます。毎回異なるテーマに基づいた会話中心のレッスンを行ないます。
初回のレッスンは自己紹介から始まり、本日のテーマ「Why do you study English?」に沿って、それぞれの理由を英語で発表しました。この町営英語塾で、多くの英語表現を学び、使える英語を目指して取り組んでいきます。
6月6日と13日の2回にわたり、1・2年生を対象とした総合的な探究の時間で、校外フィールドワークと校内ワークショップを実施しました。岩美町で活躍する企業や個人の方々のご協力を得て、生徒たちは実際の仕事現場を訪れたり、興味深いワークショップを体験したりすることができました。


めったに見ることのできない仕事現場の見学や仕事体験、地域の方々と一緒に行う創作活動など、多岐にわたる内容で、生徒たちはこれらの体験を通じて、地域に対する理解を深めるとともに、積極的に学びに取り組む姿勢を育んでいます。


生徒たちは、普段と異なる環境での授業を楽しみながら、地域の方々と交流することで、多くの学びを得ることができました。


今回のフィールドワークとワークショップで得た経験は、生徒たちが今後の探究活動においてさらに深く岩美町の特徴を理解し、課題を見つけていくためのヒントとなるでしょう。
ご協力いただいた企業・個人の方々に心より感謝申し上げます。
本日、町民グランド近くの水田で、農業と環境の授業の一環として田植えが行われました。4年ぶりの実施となるこの実習は、晴天に恵まれ、絶好の田植え日和となった一方、熱さ対策も必要なほどの気温でした。
指導を担当してくださったのは、いわみ農産代表取締役の谷口さん。谷口さんの指導のもと、生徒18名はまず田植えの方法を学び、その後、事前に整備していただいた田んぼに素足で入っていきました。

泥に足を取られそうになりながら進むのは大変で、生徒たちは戸惑いながらも、次第に慣れ、一列から二列ずつ苗を植えていきました。泥の中に入る独特の感覚に驚きながらも、一生懸命に取り組んでいました。
谷口さんは「日本人の主食であるお米ができる過程を知ることで、食の大切さやありがたさを実感してほしい。一日一食はしっかりとお米を食べてほしい」と述べられました。

この体験を通じて、生徒たちは田植えがいかに大変な作業であるかを実感し、食についてより一層の興味と関心を持つことでしょう。そして、自分たちが植えた稲を10月に収穫する実習も予定されています。

海辺の学習が始まりました。
3年生スポーツ類型の選択者14名が、岩美高の特色あるこの授業を満喫しています。
今年も、鳥取自然体験塾の長谷川さんが指導を行ってくださいます。
海辺の授業には、シーカヤックとシュノーケリングがあり、最初のセッションはシーカヤックです。
生徒は、昨年より学習をしているので、パドルの使い方はしっかりマスターしています。
準備体操をした後は、長谷川さんに続いて次々と水の中へ入っていきました。
第一回目は、鳥取市の多鯰ケ池で行ないました。
池の深さや周囲の距離、途中にみられる植物などの説明を長谷川さんに指導いただきつつ、生徒は、周囲をぐるりとまわり、出発地点へ戻ります。
波のない池での実習では、一列になって競争を行うなどして、自分たちの上達を実感している様子が見られました。


第二回目は、岩美町渚交流館のある牧谷の海岸から、東へ向かい岩と岩の間や洞窟に入るなど、エキサイティングなコースで実習しました。波の影響は少ないものの、池の実習とは異なり、力強い海のエネルギーをボートの下から感じることができました。



海辺の学習を通じて、生徒たちは岩美の自然に感謝し、触れ合い学んでいます。
令和6年度の情報モラル講演会が開催されました。今回の講演会には、デジタル・シティズンシップエデュケーターの今度(いまど)さんを講師にお迎えし、スマホやインターネットの利用において知っておくべき基礎知識、悪用の実態、そして上手に付き合うためのポイントについて詳しくお話しいただきました。

現代の私たちの生活において、スマホやインターネットといった情報機器は欠かせない存在です。しかし、その便利さの反面、使い方を誤ると大変危険なものとなり得ます。今回の講演では、情報モラルの知識を持つことで、良き使い手、良き市民、そして良き情報社会の一員となるために、一人一人がルールやモラルを守ることの大切さを学びました。

インターネット上の情報は全てが正しいわけではありません。今度さんは、情報の正しさを見極めるため、1.情報の出どころをチェックする。2.他のサイトやメディアでも情報を調べる。3.見出しだけ読むのはやめる4.記事の日付をチェックする。5.誰が書いたか確かめる。6.見たい情報だけを見てしまいがちなので、フィルターバブルを打ち破るために多様な情報を意識的に探す。の6つのポイントを教えてくださいました。また、正しい情報であっても、その情報を広めることで誰かを傷つけてしまう可能性があります。情報を広める前に、その情報を本当に広める必要があるかどうか、行動する前に立ち止まって考えることが重要であることを学びました。さらに、SNSとの上手な付き合い方についても学びました。オンライン上で行動する際には、以下の3つが大切。1.一旦立ち止まる。2.投稿していいか考える。3.困った時には信頼できる人に相談する。
講演の最後には、生徒会長の内田君が「本日の講演ありがとうございました。今日学んだマナーや知識を意識し、インターネットの使用を慎重に行いたいと思います。」と謝辞を述べました。

今回の講演会は、生徒たちは情報機器との向き合い方や情報モラルの重要性を再認識する良い機会となりました。
本日の3年3組介護福祉研修では、岩井あすなろから青木さんと引地さんを講師にお招きして、「食事の介助」の研修を行いました。
私たちは普段、何気なく食事をしていますが、高齢者や障がいを持つ方々にとって、食事は大きな挑戦です。研修では、まずそのことを理解することから始まりました。講師の方々の指導のもと、生徒たちは二人一組になって介助の研修をしました。

今回の研修では、トロミを付けたお茶やポカリスエット、ゼリーやプリンなどを安全かつ快適に食べさせる方法を学びました。生徒たちは、介助する役と介助される役に分かれて実践。介助する側は優しく声をかけながら食事を口に運びました。さらに、口の片方に絆創膏を貼って、口が半分しか開かない状態を再現し、難易度を上げた体験も行いました。

研修は楽しく進みましたが、生徒たちは体の不自由な方々への介助がどれほど大変であり、また重要であるかを実感している様子でした。この貴重な体験を通じて、介助の技術だけでなく、介助される側の気持ちに寄り添う大切さも学びました。
東京2025世界陸上におけるジャマイカ選手団の事前キャンプが、鳥取市で実施されることが正式に決定しました。これを受け、5月30日(木)に世界陸上ジャマイカ代表選手団 事前キャンプ協定締結記念レセプションが行われ、レセプションの中の記念演奏のパートで、岩美高校吹奏楽部「Blue Martin Jazz Orchestra」がステージで見事な演奏を披露しました。


レセプションには、駐日ジャマイカ特命全権大使のショーナ=ケイ・リチャーズ氏、ジャマイカ陸上競技連盟会長のガース・ゲイル氏、鳥取県知事の平井伸治氏、鳥取県陸上競技協会会長の浜崎晋一氏など、多くの貴賓が出席。その前で、吹奏楽部と生徒会執行部の生徒たちは、堂々としたパフォーマンスで会場を盛り上げました。
みなさんが生徒たちと同じステージにあがり、ノリノリで演奏を楽しんでいらっしゃいました。

ショーナ=ケイ・リチャーズ大使は、岩美高校のパフォーマンスを絶賛し、「聴く度にどんどん上手になっていっている」とのコメントを寄せられました。
生徒たちもとても楽しそうな表情を浮かべ、招かれたことへの感謝と誇り、演奏への自信が表れていました。
