3年3組 福祉類型の介護福祉実習 第5回目!
本日のテーマは「手浴・足浴・洗髪」。難易度が一段と上がりました。
入浴が難しい方のために自宅でできる部分浴の学習では、身の回りにあるアイテムを工夫して使います。
用意したのは、洗面器、かけ湯用のペットボトル(2リットル)、防水シーツ(ビニールシートや大きめのゴミ袋)、タオル、バスタオル、シャンプー・リンスなど。洗髪をするためのケリーパッドも、新聞紙、バスタオル、ビニール袋を使用して手作りしました。
〇手浴
〇足浴
〇洗髪
生徒は、利用者役や介護者役になり、より良い介護環境や利用者との信頼を築くため、声かけや会話にも意識しながら実習を行い理解を深めていました。
介護福祉の授業では今後も、さまざまなテーマでの実習が予定されています。
本日のLHRは、人権教育について。
公開授業となった本日のLHRは、複数の保護者の方々も見学にいらっしゃいました。
学年ごとにテーマを設定して、各クラスが様々な問題について話し合いました。
1年生のテーマは「いろんな価値観」
差別や偏見を見抜く力と他人の立場や心情を共感的に理解する力を養い、互いを尊重しながら信頼関係をむすぶことのできる環境を作ることを目指します。
2年生のテーマは「身近な差別」
身近に存在する差別に対し問題意識を持ち、自分の中にある差別意識に気づくことともに、差別解消に向けた行動がとれることを目的とします。
3年生のテーマは「差別解消への取り組み」
自他の自由や権利を尊重する態度を養い、自らの変容と言動が社会を良い方向に変えることにつながるという見方および実践を目指します。
生徒たちは、話し合いや意見をワークシートに落とし込み、授業を通して差別に対する正しい理解や良好な人間関係への配慮などを学びました。
本日は、日本の調理専門学校の中で一番の人気を誇る「辻調理専門学校」から、講師に柳さん、針本さんをお迎えして、3年3組のフード類型5名と、2年3組20名が調理実習を行いました。
午前中、3年3組「栄養と食文化」の授業で5名に指導してくださったのは、辻調理専門学校で西洋料理を教えておられる 榊さん。なんと、5つのメニューを教えていただきました。
メインは、牛サーロインのステーキソース・ベアルネーズ(Faux-Filet de boeuf Saut? Sauce b?arnaise-フォ フィレ ド ブフ ソテ ソース ベアルネーズ-)、こねるパンとこねないパン、副菜は、きのこソテとじゃがいもグラタン。デザートにガトー・ショコラ コアンドル風。
調理の前に、講師の榊さんが一通り作り方を実践され、その包丁さばきや調理の手順の華麗さに生徒たちは目を奪われていました。
メインのステーキに、本日ご準備いただいたお肉は4種類!
黒毛和牛、交雑肉、国産牛、オーストラリア産。
それぞれの肉の特徴や値段などの説明もあり、生徒たちは興味深く耳を傾けていました。
生から焼く肉と、あらかじめ低温調理されたミディアム肉、肉の違いに加え、焼き方の違いによっても、味が変化することを学びました。
実践では、細かな指導いただき、5品完成!
食事の時間は、達成感と満足感でみんな喜びの表情を浮かべていました。
生徒からは、「なぜ、料理人になったのか」「お店を開くにはどうしたらいいか」などという質問があり、榊さんは、ご自身の経験をもとに力強くお話しされました。
午後からの2年3組「フードデザイン」の授業を指導してくださったのは、辻調理専門学校で製菓を教えておられる 針本さん。
「タルト・モンブラン」を教わります。
針本さんも、一通りの手順を実際に作りながら説明され、まるでマジックをみているかのように、お皿に芸術的なモンブランが出来上がりました。
秋のスイーツらしく、もみじやイチョウの葉を型取った食べられる飾りも素敵です。
栗のペイストを混ぜる際の注意点や、絞り袋から生クリーム、マロンクリームを絞りだすときのコツなども細かく指導いただきました。
生徒たちは、チョコレートやジャムなどで、プレートにイラストや名前などを書き、自分のために作るモンブランを苦戦しながらも楽しみつつ作っていきました。
本日の実習は、プロの調理のプロセスを実際に体験し、その技術を実感する絶好の機会となりました。
本日、鳥取県内東部の中学から進路指導の先生方にご参加いただき、和やかな雰囲気で学校説明会開催されました。
鳥取県内外の21の中学から3年生担当の先生や進路指導担当の先生方にご参加いただき、和やかなムードで会が進みました。
学校説明会では、辻中校長がプレゼンスライドを使い、特色ある岩美高校の授業や取り組みを紹介しました。
手話の授業や調理実習、介護福祉、そして山陰海岸ジオパークが近くにあるという立地を生かした学習環境の中で、生徒たちは自信と自己有用感を養い、日々成長をしていると語りました。
続いて、三好教頭からは岩美高校の進路指導と生活指導について、詳細な説明がありました。
最近の進学状況や、岩美高校での授業と生活指導を通して驚くべき成長を遂げた生徒たちの実例も紹介し、学校の熱心なサポートがどれほど有益であるかを示しました。
最後に、中学ごとに個別の面談が行われ、質問や疑念を解消し、より詳細な情報を得る機会を持ちました。
3年3組 福祉類型の介護福祉実習 全7回のうち、今回は第3回目!
本日のテーマは「オムツ交換と清拭」です。講師は、岩美町社会福祉協議会 前田さんです。
第2回目では、「衣類の着脱」を学習し、その際にもおこなう「清拭」や「オムツ交換」。
体を拭く時、心臓に向かって肌にダメージを与えないよう優しく行うなどといったポイントや特に注意するべき体の部位など細かく指導いただきました。
さらに、オムツ交換では、オムツがどれくらいの水を吸うことができるのか、水をオムツに注ぎ実験。
液体を吸収したオムツの状態を実際にさわるなどして深く理解しました。想像以上の吸収力に生徒たちは驚いていました。
また、服の上から実際にオムツを付けた感覚を体感したり、ペアになって寝たきりの方へのオムツ交換を行えるよう練習したりと、学生たちは実践的なスキルを磨いています。
福祉類型の介護福祉実習は、介護の分野での重要な技術を習得し、将来のキャリアに備える生徒たちにとって有意義な授業となっています。
本日、いわみフレッシュフェスティバルが、岩美町中央公民館で行われました。
このフェスティバルの岩美町商工会ブースで、岩美高校生と香住高校のコラボ商品「ばばちゃん缶詰」が販売され、その販売のお手伝いに1、2年生の中から6名が参加しました。
生徒たちは、来場されるお客様に「ばばちゃん缶詰」の試食とアンケートのお願い、そして販売を担当し、笑顔でお客様に商品を案内し、地域の皆さんと交流しました。
「ばばちゃん缶詰」の味は3種類。しょう油味、みそ味、なべ味。
生徒たちの積極的な商品PRと地域の方々の応援もあり、100個用意した缶詰は、わずか2時間程度で完売しました。
完売の際、「ばばちゃん缶詰完売しました。ありがとうございました。」と生徒たちがお礼を言うと、会場からは拍手が巻き起こっていました。
また、フェスティバルを盛り上げた、かわいらしい「ゆるキャラ」。トリピーといわみんには、ウエイトリフティング部の1年生、安次富くん、桝井くん、2年山本くんが交代で入り登場しました。
2つの「ゆるキャラ」は大人気で、小さな子どもたちだけでなく、大人の方々も写真撮影を楽しんでいました。
本日のボランティア活動について、ばばちゃん缶詰の販売を担当してくれた2年生の山内くんは、「物を売ることはとても大変だと実感しました。売れ行きが悪くなったときは、しっかり声をだしてお客様に来てもらえるようにがんばりました。」と語りました。
同じく、缶詰の販売をしてくれた1年生の尾崎くんは、「完売すると思っていなかったので、完売できて嬉しかった。来場した方に試食を進めるなど工夫して声かけしました。」と振り返りました。
また、「ゆるキャラ」として活躍した2年生の山本くんは、「はじめて着ぐるみの中に入って、中は暑く視界も狭かったので、バランスをとったりするのがとても大変だった。子どもたちが周りで楽しそうにしてくれていたので嬉しかった。」と述べました。
地元のフェスティバルは、生徒たちにとって新たな経験と地域の方々との交流の場ともなり、大成功の一日でした。
本日6限目のLHRは、講師に鳥取市人権情報センターの衣笠さんを迎えて、人権教育講演会を行いました。
「部落問題を考える」をテーマに、差別の構造や社会にある差別と自分との関わりについて、お話をいただきました。
この社会には、「障がい者」「外国人」「性的マイノリティ」など様々な差別が存在していて、それらの差別は、自覚的(意図的)なものだけでなく、無自覚(無意識)でおこっているものがある。
差別の根底には「差別する人」が存在し、「差別される人」が生まれる構造がある。その中で、「自分は差別しないし、差別されないから関係はない」という考え方を排除し、大勢の人々が「差別をしてはいけない」という意識を共有し、一人一人が差別問題に向き合うことが肝要であると述べられました。
講演の最後に、「一人一人が、社会に差別が依然として存在することを認識することが重要で、差別のない社会を築くためには、身近な関係性の中で差別を排除し、その小さな関係性や輪を拡大し、この問題に対して積極的に考えることが求められています。」と本日のまとめをお話しされました。
会の終わりに、生徒会長の内田君が「本日はありがとうございました。部落差別やその他の差別について、知らないことが多くあったことに気づきました。今日学んだことをしっかりと考えて、私たちができることを取り組みたいと思います。」と謝辞を述べました。
本日の3年3組の「手話言語基礎II」の授業は、地域活動支援センター『ほっこり』の方々との交流会。
この日のために、生徒たちは1カ月以上前から、いろんな準備をしてきました。
楽しいレクリエーションになるよう、岩美高校の講堂に4つのテーブルを置き、みなさんをお迎えしました。
まずは、福井さんの手話による歓迎の挨拶で交流がスタートしました。
丁度お昼の時間ということもあり、ほっこりの方々と生徒たちは、食事を介して自由に会話を楽しみ、打ち解けあっていました。
昼食後、始めのレクリエーションは、「新聞紙で作る手提げバックづくり」。
3年3組の生徒たちがサポートして1人ずつ可愛らしいバッグを作りました。
製作に必要な手話の表現を授業で事前に練習しており、生徒たちは積極的に手話を使い、難しい表現などは筆談を用いて会話を楽しんでいました。
カラフルなテープで模様を作ったり、カラーペンでイラストを描いたりと個性あふれるバッグができあがりました。
作ったバッグを早速つかっていただくために、用意したお菓子やハンカチなどをプレゼント。
次は、ほっこりの方々が「銭太鼓」を披露してくださいました。
みなさんとても力強く、楽しそうに踊られていて、生徒たちも笑顔で手拍子をして盛り上がりました。
レクリエーションの最後は、「ふるさと」を手話で歌いました。
会の終わりは、伊澤さんと石橋君があいさつをし、「今日はみなさんとバッグを作ったり、歌を歌ったり出来てとてもたのしかったです。また、来てください。」とほっこりの皆さんに伝えました。
ほっこりの方からは、「とても楽しかった。今日交流した3年生が卒業してしまうのは寂しい。卒業しても手話を続けてほしい。」といった感想をいたただきました。
本日、後期生徒会長立候補者の立会演説会を行いました。
今回立候補したのは、2年生の内田君1名です。
立会演説会では、2年1組の藤原君が立候補者内田君の応援演説を熱く語りました。
藤原君は内田君の推薦に、「内田君の生徒会への貢献と優れたリーダーシップによる活躍、そして勉強と部活の両立における一生懸命さが、彼を生徒会長に推薦する理由です。」と述べました。
内田君自身も、「1年生から生徒会に携わり、多くの方々の協力を得てさまざまな行事を成功に導いてきました。この貴重な経験を活かし、より良い学校を築き上げたいと思っています。また、より楽しく、過ごしやすい学校環境を実現するため、生徒の声を受け入れ、実行に移せるアイデアを採用していきたい。一度きりの高校生活を充実したものにするために全力を尽くします。」と強調しました。
演説会の後、生徒たちは各教室にもどり、投票を行いました。
開票の結果、令和5年度 岩美高校後期生徒会会長に、内田君が選ばれました。
今年も、岩美高の3年生が「農業と環境」授業の一環として、岩美まちづくりの会の方と協力し、岩美消防署横の花壇に花の苗を植えました。この花壇は、岩美高の先輩がイワッツミッションで創り上げ、その後、岩美まちづくりの会の方々と協力しながら、後輩たちが伝統を守り続けているものです。
そして、今年で約8年目を迎える花壇に、生徒たちは心を込めて植栽を行いました。
今日は、良く晴れて温かく、植栽には最高のお天気。
岩美まちづくりの会の方々が、手際よくマルチを敷き、穴を掘られた後に、生徒たちは、ナデシコ、キンギョソウ、パンジー、ビオラ、スノーボール、チューリップなど、様々な花の苗を植え込む作業に取り組みました。
岩美まちづくりの会の方からは、「今年の3年生は手際がよく、積極的に動いてくれてたので、予定の時間よりかなり余裕をもって作業がおわりました。ありがとうございました。」とお褒めの声をいただきました。
本日の植栽活動について、
福間さんは「地域の方と一緒になって、花を植えるという機会があまりないので、すごく新鮮な気持ちで取り組めました。」
平井君は「今日は、チューリップをメインに植栽をしました。まちづくりの会の方がとても丁寧にわかりやすく指導をしてくださったので、楽しく作業ができた。チューリップが咲くころにまた見に来たいです。」と感想を語っていました。