中学部2組3組の9月のスーパーモーメントはサーキットです。跳ねる・くぐるなどの基本的な動きをしたり、先生と一緒に体を動かすことを楽しんだりする学習をしています。トランポリン、音が鳴る仕掛けをしたトンネル、風船やメッキテープのコーナーを設置しました。自分で体を動かして揺れを楽しんだり、先生と一緒に手を伸ばして触ろうしたりする様子が見られます。
また、バルーンや光を楽しむコーナーでは、リラックスして音楽を聞いたり、色の変化にじっと目を向けたりしています。
皆生・ブライト・フェスティバルの作品展に向けて、「にじいろのさかな」という絵本の世界を感じながら制作活動をしました。和紙を染めて作ったうろこを魚の型紙に貼る場面では、先生と一緒にやさしくトントンと貼ったり、魚をよく見て手を伸ばしたりする姿が見られました。
今年度も午前8時から8時30分まで「早朝子ども教室」を図書館で行っています。昨年度9月の開始から1年経ちました。7名のボランティア指導員の内、毎日2名の方にお世話になり、児童生徒と始業までの朝の時間を過ごします。「行ってらっしゃい。」と笑顔で見送られ、教室に向かっています。
高等部訪問生のスクーリングがありました。日頃自宅で学習しているので、学校に登校し、学校の雰囲気を感じたことや友達や先生と出会い、たくさん話しかけてもらったことは大きな刺激となったと思います。
音楽の授業で曲に合わせて前進や回転などしたとき、いつも違う景色の中で目を丸く見開いて、音楽を感じる姿もみられました。
木曜日5限目は6・7・8組合同の音楽の授業です。9月の音楽では木製楽器や友達の鳴らす音を聴いたりしています。
そして音楽が終わった後の休憩時間は毎週カラオケ大会をしています。J-POPなど様々なジャンルから子どもたちと選曲をしています。メロディを口ずさんだり、リズムをとったりと、普段の授業では見られない動きや言葉を発するなど驚かされることがたくさんあります。これからも楽しく学習していきたいと思います。
8月29日に地域の4公民館の方々と、ふれあい交流を行いました。中学部は、福米東公民館の方と学習グループごとに交流しました。
ウォークラリーや魚釣りゲーム、ピアノ演奏に合わせて楽器を鳴らすなどの活動を通して、初めて会う人と協力する姿やふれあいを楽しむ様子が見られ、和やかな1日となりました。
高等部1年、2年、3年、1組の体育では、9月から風船バレーボールに取り組んでいます。この日は、風船の特性に慣れチーム内でパスをつなげることを目標に取り組みました。風船を高く上げたり、「ハイハイ!」「頼む!」「お願い!」等、積極的に意思表示したりしながら、風船を落とさないように工夫する姿が見られました。
4年ぶりのプールですが、子どもたちは水を怖がることなくプール学習を楽しんでいます。今年のプール学習も残り少なくなってきましたが、それぞれのねらいに沿って、担当の先生と学習を頑張っていきたいと思います。
皆生養護学校は完全下校が15時なので、児童生徒のみなさんはいつも15時に帰りますが、みなさんが帰った後、先生たちは何をしているのでしょうか。
ある日は多目的ホールに集まって研修です。教頭先生が講師を務め、「自らの専門性を十分に発揮し、チームとして皆生養護学校の総合力、教育力を最大化できる体制を目指そう。」という研修を受けました。
また、ある日は学部の学習グループごとに集まっての話し合いです。明日の授業のこと、皆生・ブライト・フェスティバルのこと・・・みんなで意見を出し合います。
放課後もかわいいみんなの顔を思い浮かべながら、よりよい皆生養護学校にするために頑張ります!