高等部 現場実習⑦(校内実習)
2020年11月18日 17時33分 |
集中して見たり手を伸ばしたりしやすい距離や方向を知るために、様々な向きや距離で教員と関わりながら朝の会を行いました。 教員が正面で向かい合うと視線を向け、差し出された手に近い方の手を伸ばし、教員と手を合わせて挨拶することができました。 ひもを引っ張る活動では、少し遠い距離からひもを提示すると、手を伸ばして引っ張ろうとする姿が見られました。少しずつ近づけて提示すると、ひもをつかんですばやく手前に引いて絵本を出すことができていました。 |
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名前を呼ばれると、声を出したり手をたたいたりして応えることができました。「ください」という声かけに、箱の中から出した教材を渡すことができました。声かけをする教員が変わっても、目を合わせたり声を出したりして応じることができていました。また、「おねがいします」と声かけをしながらCDデッキを提示すると、手を伸ばしてスイッチを押し音楽を流すこともできました。 |
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あいさつの声をかけられたら、教員の方をよく見て、両手を上に伸ばしてハイタッチをすることができました。笑顔で声を出しながらタッチをする様子も見られました。 「絵本の読み聞かせ」では、最後まで絵本を注視していました。絵本に合わせて「芋探し」の活動を行いました。上からつるされた芋の模型へ進んで手を伸ばしてタッチすることができました。 「詩を読もう」では、教員の音読をききながら、木魚を叩きました。バチを握って叩くことができました。 |
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目の高さに視線を合わせて優しく声をかけると、発声や目の動きで応える姿がたくさん見られました。また、体調が整ってくる3校時以降、声かけをしてくれる人に視線を向けたり、声を出したりすることが増えていきました。普段一緒に学習したり、よく声をかけてくれたりする教員や看護師さんには、声で応えることが多くなりました。 絵本の「おほしさま かいて!」を読んだ後、いろいろな人におほしさまを描いてもらい、一緒に写真を撮り、笑顔になりました。
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